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教育基本法改正論批判 新自由主義・国家主義を越えて

大内裕和

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768479049
ISBN 10 : 4768479049
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2003
Japan

Content Description

愛国心や競争原理の導入、行政による管理強化を柱とした教基法改正が目前に迫っている。政府の目指すものは何か、どのような「改革」が有効なのか、争点を明確に示し、改正論議を徹底的に洗い直す。

【著者紹介】
大内裕和 : 1967年神奈川県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在松山大学人文学部助教授。専攻は教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • katoyann

    教育基本法改正の目論見を新自由主義的国家戦略という観点から分析している。教育基本法に「教育振興基本計画」を盛り込むことにより、「理念法から行政施策法への性格の転換」が生じ、文部科学省の権限拡大と教育内容への介入が促進されることを指摘している。 このようにして改正後に自主性を奪われた教育現場は、格差拡大と選別を是認する国家戦略の礎石と位置づけなおされることになった。平等の理念を放擲しながら、自己責任と愛国心を強調して、政治への恭順を求める社会が教育を通して出来上がりつつある。読み応えあった。

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