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ISBN 10 : 4779122651
Content Description
「ハプスブルク帝国に海軍はあったのか?海外に植民地を持っていたのか?」疑問を持つ人は多い。だが、ハプスブルク帝国は、世界を目指したヨーロッパの大国であり、帝国主義という時代精神のなかでその例外ではなかった。実際、海軍と科学を自前で有し、世界へ、とくにインド洋から太平洋に向けて学術調査という特異な“進出”を展開していたのだ。西の「海洋帝国」と東の「大陸帝国」という観念を破壊!ハプスブルク帝国のイメージを刷新する労作!
目次 : 序章/ 第1章 世界遠征の開始/ 第2章 植民地獲得政策―世界遠征から拠点植民地構想へ/ 第3章 言説とイデオロギー―ノヴァラ号遠征と「植民地なき植民地主義」/ 第4章 科学―ノヴァラ号遠征と西洋科学/ 第5章 アジア太平洋―ノヴァラ号遠征以後の海外世界とのつながり/ 第6章 海軍の展開―20世紀初頭の東アジア常駐海軍/ 終章
【著者紹介】
大井知範 : 明治大学、鳥取大学非常勤講師。1977年千葉県生まれ。明治大学卒業、同大学院博士後期課程修了、明治大学政治経済学部助教、ベルリン自由大学客員研究員を経て現職。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2025/06/29
学園都市のペンギン
読了日:2018/12/08
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