Books

石山合戦を読み直す 軍記で読み解く日本史

塩谷菊美

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784831862686
ISBN 10 : 4831862681
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人々は一向一揆に何を託したか。信長と死闘を繰り広げた「一向一揆」や「石山合戦」は、後世に創作された虚像なのか?軍記という物語に隠された作者の意図を読み解き、物言えぬ者たちの実像をあぶりだす。

目次 : はじめに―「石山」呼称問題/ 軍記の治者目線/ 同時代の軍記に描かれた「本願寺」と「一揆」(1550〜1600年ごろ)/ 『甫庵信長記』と元和・寛永期の軍記(1610〜1660年ごろ)/ 寛文・延宝期の読み物的軍記(1660〜1690年ごろ)/ 元禄期の軍記と宗門書の交錯(1690〜1720年ごろ)/ 法座の文芸(1710〜1770年ごろ)/ 「庶民の石山」の系譜(1770〜1880年ごろ)/ 明治十年代の爆発的流行(1870〜1900年ごろ)/ 「知識人の大坂」(1780〜1850年ごろ)/ 近代の知識人たち(1880〜1910年ごろ)/ 「石山合戦」の「常識」化(1910〜1920年ごろ)/ 「石山合戦」という述語

【著者紹介】
塩谷菊美 : 1957年、神奈川県に生まれる。1979年、早稲田大学第一文学部日本文学科卒業、神奈川県立高校教育職(国語科)、1997年、和光大学人文学部文学科専攻科修了、2003年、早稲田大学にて学位取得博士(文学)、現在、神奈川県立高校非常勤講師・同朋大学仏教文化研究所客員所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • オルレアンの聖たぬき

    最初の一節からもう自分の史観が『軍記物』バイアスに振り切れていたことに気がついた。そしてその軍記物も著者がどんな人物で何を目的に記したのかによって性格が全く違う。確かに事実と異なるところが多いが、それを知りつつ読むことで時代背景が理解できるのなと気付かされた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items