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愛と欲望のネット処世術 出版芸術ライブラリー

塚越健司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784882935162
ISBN 10 : 4882935163
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

情報社会学の若手研究者がネット社会の今と未来を読み解く!私たちはスマホを操縦しているのか、スマホに操縦されているのか?

目次 : 1 私たちはスマホを操作するのか、操作されているのか―いまのネット社会で知っておくべき6つの話(主要なSNSの特徴―LINE・フェイスブック・インスタグラム/ スマホと生活する若者たち)/ 2 あらゆるものは配信され、広告になる―ネットで遊ぶときに知っておきたい5つの話(ネットで遊ぶツールが画期的な進化をとげている/ ネットと企業、そして広告)/ 3 キーワードで読むネット社会―押さえておきたいネットにからむ6つの言葉(3Dプリンター―データの流通で誰もが銃を作れる!?/ 故人のプライバシー―恋文を公開された川端康成の思い/ ネットとチャリティー―アイスバケツチャレンジとは何だったのか?/ ハッカー―格安で自動運転車を作る頭脳/ スノーデン―私たちが彼から学ぶべきものとは/ 「保育園落ちた日本死ね」―これはただの「汚い言葉」なのか)/ 4 ネット社会の論点―これだけは気をつけておくべき8つの話(セキュリティと著作権を考える/ 負の感情を増幅させる装置としてのネット)/ 5 進化し続けるネット社会の未来―ネットとの付きあい方を示唆する5つの話(果てしない技術向上の先にあるもの)

【著者紹介】
塚越健司 : 1984年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。拓殖大学、学習院大学非常勤講師。専門は情報社会学、社会哲学、ミシェル・フーコー研究のほか、インターネットの技術や権力構造などを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hk

    これは現代ネット社会で息苦しさを感じている人たち全般にお勧めしたい一冊だ。タイトルに偽りなく「ITにまつわるニュースを題材に、ネット社会における渡世のヒント」を手ほどきしている。フェイスブック、ライン、インスタグラムといった身近なSNSの身の上を紹介しながら、昨今報じられたニュースにからめてネット社会の懸念事項を広く浅いが横断的に掘り下げていく。なんとかSNSと折り合いをつける叡智はないものかと知恵を絞っていく著者の姿勢は立派だ。IT企業の餌食にされずネット社会を生き抜く叡智がしたためられた一冊である。

  • maimai

    インターネットを通して不特定多数の人が集う群衆であるインターネット。その中では個人情報に関する取り扱いに注意が必要となります。特に電話番号といった個人情報が流出することにより不特定多数の人がそれを目にしてしまうことになります。個人情報の取り扱いがますます慎重にされていくことが重要視されてきていますが、利便性を誇るインターネットの世界では個人が中々特定できないという不便もあるのだと感じています。物事は二律背反な側面があり、負の側面に目を向けないと私たちの安心が脅かされてしまう可能性があるのですね。

  • gokuri

    この5年くらいの、スマホを中心とした社会の動きについて、いろいろな切り口で論じたもの。わずか数年で、PCの社会から、スマホの社会にかわっていったことを痛感する。動画でったり、検索の変容であったり。でも書籍が変わらないことを祈りたい。

  • hare

    これは面白い。ネットにまつわる社会問題を網羅的にざっくり知ることができる。印象としては、ネットって思ってるより嘘が多い。無意識に使ってたら、いろんな思惑の人がつくる嘘情報に振り回される。思想を変えることすら可能になるかもしれないって。。技術はどんどん高度になり、顔だって声だって指紋や目の虹彩だって偽造できるらしい。こわいよ!とにかくできるのは、検索結果上位たがらと信じない。ほんと、まとめサイト怪しすぎ…疑う目がとても大事!そして、ネットによる犯罪被害にあったらちゃんと声を上げる。ネットは神じゃない。

  • タロウ

    私はデジタルネイティブではなく、高校で初めて携帯を持った世代である。SNSとは一定の距離を置いているつもりだが、年々スマホやネットが生活の大半(仕事も含め)を占める様になっている実感がある。完全に離れることはできないが、せめて自分でコントロールできる距離感でありたい。

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