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ルポ貧困大国アメリカ 岩波新書

堤未果

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004311126
ISBN 10 : 4004311128
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2008
Japan

Content Description

一握りの富める者と膨大な数の貧しい人々…。急激に進む社会の二極化の足元で何が起きているのか。追いやられる人々の肉声を通して、その現状を報告。米国の後を追う日本へ、海の向こうから警告する。〈受賞情報〉日本エッセイスト・クラブ賞(第56回)

【著者紹介】
堤未果 : 東京生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科学士号取得。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連婦人開発基金(UNIFEM)、アムネスティ・インターナショナル・NY支局員を経て、米国野村證券に勤務中、9・11同時多発テロに遭遇、以後ジャーナリストとして活躍。現在はNY‐東京間を行き来しながら執筆、講演活動を行っている。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか』(海鳴社)で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    アメリカ軍の徴兵を止めた後の闇がすごいなと思った。もはやアメリカは資本主義の究極を進んでいるんだなと感じた。日本もそういうアメリカの一面を真似しないようにしてほしいな。

  • 遥かなる想い

    2009年新書大賞受賞。 アメリカという国が 抱える貧困層は想像を 絶するほど、凄まじい。 「サブプライム」問題に 端を発して日本人が 知り得たアメリカの実情は 単なる貧富の差という言葉 では片付けられないほど、 根が深い。 本書を読むと、アメリカに おける肥満と貧困の問題、 医療制度破綻、軍隊へと 追い込まれる若者たち… 知らなかった事実が次々と 伝わってくる。 一体アメリカで何が 起こっているのか? アメリカンドリームとは 何だったのか?、を知るには ちょうど良い本である。

  • ヴェネツィア

    レーガン以降、アメリカは新自由主義、民営化を強力に推進してきた結果、中間層が没落し貧困層が急増した。それは、アメリカの人々にとって、食(肥満)、医療、職と生活のあらゆる領域に深刻な問題となってのしかかっている。そして追いつめられた結果、軍隊に入らざるを得なくなり、イラクの最前線に立つことになる。軍隊の問題は、幸いにも今のところ日本にはあてはまらないが、それ以外はまったく今の日本が進んでいる道そのものではないか。強い危機意識を持たなければならない。

  • ミカママ

    もちろんストーリーの骨格は、著者の書いているとおりなんだろうけど、一個人の意見が新書になると、「現実のすべて」と錯覚しそうになってしまう。「現実のすべて」とするのには、ケーススタディーが足りないのでは・・・。軍隊に対する見方などもあまりにも先入観に満ちすぎているような気がします。身近な話題も多く、読みやすかったのは確か。

  • ntahima

    年号、数値、図表、写真をふんだんに使っていて非常に読み易い。タイトルも貧困大国とアメリカの意外な組み合わせで目を引き、分量も200頁とコンパクトに纏まっている。内容も意外性あり、新事実ありで最後まで飽きさせない。続編が出ているようなので書店で見かければ購入するであろう。まあ、特に不満はなく良書と言える。ただ、どうしても貧困大国との結論先にありきで資料を集めた感が拭えない。この著者なら注文を受ければ「絶望大国 日本」なんかも簡単に書けてしまうのではないか。アメリカを熟知した研究家の反論があれば是非読みたい。

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