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ベ-シックインカムとジェンダ-生きづらさからの解放に向けて

堅田香緒里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768456729
ISBN 10 : 4768456723
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ワーキングプアや失業者が増大する中、全ての人に無条件で最低限の所得保障を給付するベーシックインカム=BI構想が議論を呼んでいる。従来の議論に欠けていたジェンダーの視点からBIの可能性、限界を検討。

【著者紹介】
堅田香緒里 : 1979年、静岡県生まれ。現在、埼玉県立大学保健医療福祉学部助教授

白崎朝子 : 1962年生まれ。10代より反核・反原発・女性解放運動、その後母子家庭当事者運動、野宿者支援に関わる。2011年、「震災復興基礎所得保障と生活再建のための現物支給を政府に要求する院内集会」を開催

野村史子 : 70年代初頭にウーマン・リブの活動に出会う。以後、家族制度、女性のからだ、優生思想、セクシュアリティ等の問題について個人的かつ政治的に活動を続ける。一時期、やおい(ボーイズラブ)小説家でもあった

屋嘉比ふみ子 : 1981年、(株)京ガス入社。1987年、日本初の女性ユニオン、おんな労働組合(関西)の結成に参加、活動。1998年、京ガスを相手に男女賃金差別裁判を京都地裁に提訴し、画期的な勝利判決を得る。現在は、ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO)代表として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • xxx

    女性、特にシングルの親は貧困に陥りやすい。BIの導入において「生活保護があるからいらない」という意見もあるが、そこに到達するまでの職員の無理解・暴力・スティグマがある(執筆者にエピソードを読めば明らか)。そのような中で人間らしい生活を送れるとは思えない。 BIの導入において、予算はどうするのか女性を真にイエから解放するのか、懸念点は多いが搾取的な労働環境を打開する強い手段になると期待している。

  • TAKAJIN

    シングルマザーなどの「標準家族」になれない人々にとって現行社会保障制度は行きづらいものである、ということがわかる。ひとつの方策としてベーシックインカムが語られているが、それよりも国民番号制による個人単位の社会保障が必要なのかと思わせる内容だった。

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