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永遠の三島由紀夫

執行草舟

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408651217
ISBN 10 : 4408651214
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

三島由紀夫、生誕100年。初めて語る、最晩年に若き執行氏に残した言葉、託した願い。三島文学の新たな一面がここに刻まれる。

【著者紹介】
執行草舟 : 昭和25年、東京生まれ。立教大学法学部卒。著述家、実業家。生命の燃焼を軸とした生き方を実践・提唱している生命論研究者。また、独自の美術事業を展開しており、執行草舟コレクション主宰、戸嶋靖昌記念館館長を務める。蒐集する美術品には、安田靫彦、白隠、東郷平八郎、南天棒、山口長男、平野〓等がある。魂の画家・戸嶋靖昌とは深い親交を結び、画伯亡きあと全作品を譲り受け、記念館を設立。その画業を保存・顕彰し、千代田区麹町の展示室で公開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    頭脳明敏で純粋な皇国少年の三島由紀夫は、嘘で塗り固められた戦後に人間の汚さを思い切り見てしまった。その絶望を文学として発表してきたが、小利口で豊かになった日本人は『鏡子の家』以降は三島作品を認めなくなった。死んだ生を生きる日本への嫌悪から真剣に死を考え始めたところへ、自分同様に葉隠に心酔する文学少年と出会ったのが天命と思えたか。失われた理想の美、真剣に生き切ろうとする者の最後の輝きとしての芸術を、小説や戯曲ではなく生の言葉で彼に教えたのだ。十字架にかかる覚悟が定まったキリストが、弟子に教えを伝えるように。

  • 無能なガラス屋

    「『葉隠』の言う「死に狂い」や「忍ぶ恋」が始まると、「恐ろしい美」が生まれ「恐ろしい孤独」が生まれるのです。この強烈な孤独の中に入っていく生き方が、『朱雀家の滅亡』で描かれたものなのです。主人公の朱雀経隆の「どうして私が滅ぶことができる。夙うのむかしに滅んでいる私が」という台詞が最後にある。それを三島先生が取り挙げて、「これだけの恐ろしい孤独の中を生ききることのできる人間は、人生の初めにまず死んでいなくてはならない」と仰ったのです。」

  • 加藤翼

    『永遠の三島由紀夫』読了しました😆三島由紀夫の生前に直接深い交流があった執行草舟さんの回想録で、単なる三島崇拝書ではなく、三島本人から聞いた三島作品の正しい解釈および三島が作品に込めた想い、いわば三島美学がこれでもかと入魂された三島聖書とでも称すべき書物でした。今年の一冊確定…

  • ぴょライザーだぴょ

    95点。『未生』とこの本は、波動が高い。『根源へ』を爆発させたような波動を感じる。

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