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夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話 2

和爾桃子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582838183
ISBN 10 : 4582838189
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人気のイギリス民話集、待望の続刊!!フローラ・アニー・スティール再話のイギリス民話を定評のある二人の翻訳者が新たに編集・翻訳。ちょっぴりミステリアスでワクワクドキドキ心躍る展開に、子どもたちも大人もつい夜ふかしして夢中で読んでしまう人気シリーズ!日本初訳多数。読み聞かせはもちろん、大人が読んでも楽しい一冊。自分で読むなら小学校高学年以上。

【著者紹介】
吉沢康子 : 津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。子ども向けの読み物や大人向けのミステリー、ノンフィクションの翻訳を手がける

和爾桃子 : 慶應義塾大学文学部中退。ミステリー、ファンタジーなど、主に英米語の翻訳を手がける。6歳から18歳まで青木正児門下生による古文漢文の個人教授を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    おとぎ話や民話など、その国に育っていれば何となく知っていることが文化の基礎のひとつだと思う。イギリス文学の作品を読む時に、自分には土壌的なものが足りないと痛感していたので、書店で手に取った。カエルとか竜、王子、意地悪な継母など、やはり定番。妙にブラックでシニカルなのもある。この本は、子どもの読み聞かせ用でもあるようだが、そのために訳者が選んだ言葉選びで読みにくいところもあるし、子供達は怖がって途中で断念するのではとも思え、どっちつかず加減が少し残念。挿絵狙いはあり。

  • KAZOO

    これは2冊目なのですね。今までにあまり読んだことのないないおとぎばなしが収められています。出てくる人物などは結構定番的な感じもするのですが結構結末がブラック的なものもあったりして大人向けのはなしだと思いました。挿絵が有名なアーサー・ラッカムなのですね。最初の本も読みたくなりました。

  • 帽子を編みます

    【奇妙な味海外読書会21】もっと奇妙な味かなと期待していたのですが、まあまあ普通なおとぎ話でした。アーサー・ラッカムの挿し絵にも期待していたのですが少な目です。大人も子どもも楽しい読み聞かせの本という企画ですので、それは期待通りです。楽しい感じに話が進んでいきます。あれ?と思うことはあるのですが、ちょっとおばかな主人公がまあまあ上手くやる話など気楽に読めていいです。豆知識のコーナーもなるほど!と面白いです。分類番号が3社会の棚にあったので気付きませんでした。シリーズで各国のおとぎ話を読むと面白そうです。

  • あたびー

    #日本怪奇幻想読者クラブ フローラ・アニー・スティールが編纂した英国おとぎ話集からピックアップされた本。挿絵はアーサー・ラッカム。読み聞かせを意識して作られた本なので、その難しさにランクがついています。欧州の民話には他所で似た話を読んだ覚えがあるというものが多いですが、少しずつ違うところがお国柄が出ていて楽しいです。巨人多めは英国のお家芸かな。時々出てくる「お母さんの祝福が入った小さいケーキか、呪いの入った大きなケーキか」という話だけど、お母さん大きなケーキにも祝福してくださいよ…

  • ともブン

    心の清い者が救済されるばかりではないのが昔ながらのお伽話の面白さかもしれない。カエルの変身話は同シリーズのグリム童話編にも似た話があって、真からの親切心ではなく仕方なくカエルの願いを聞いてやったら棚ぼた式に、という流れも同じ。ヨーロッパのカエルは醜いものの代表なのかな?また、巨人がフランスからの領主を皮肉った説や隣国との憎み合いについてなど解説が面白かった。今回は初版本特典ということで小さな蔵書票が封入されていた。出版社の方がひとつひとつハサミで切って入れてくれたのかな、嬉しい驚きだった。

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