吉田桃子 (児童文学作家)

Individuals/organizations Page

Books

地図にないお店 純喫茶クライ

吉田桃子 (児童文学作家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265840564
ISBN 10 : 4265840566
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

辛い思いをしている子どもの前に、ある日突然現れる「純喫茶クライ」。扉を開けると、ミルクセーキ、プリンアラモード、ホットケーキ、クリームソーダ、ナポリタン‥心躍るメニューたち。そして驚きのストーリーが待っています。現実までが変わっていく。明日を生きる希望が生まれる物語。

【著者紹介】
吉田桃子 : 1982年福島県生まれ。日本児童教育専門学校絵本童話科を卒業。2015年、第32回福島正実記念SF童話賞で佳作に入選。2016年、第2回小学館ジュニア文庫小説賞で金賞を受賞し、『お悩み解決!ズバッと同盟』(小学館ジュニア文庫)として刊行される。同年、第57回講談社児童文学新人賞を受賞して『ラブリィ!』を刊行し、2018年、同作で第51回日本児童文学者協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ

    大人っぽい表紙の児童書。銭天堂系だけどキャラよりも登場人物(小学生)たちを中心にした、悩みに真摯に向き合う癒しの物語▽[なみだのミルクセーキ/ごきげんとりには要注意]両親の喧嘩がこわい[やさしさプリンアラモード/がまんした悲しみ]いつもムリ笑顔[ホットケーキははんぶんこ/ひみつの初恋]友達が先に成長している気がして不安[勇気のクリームソーダ/なりたい自分になる方法]我慢して友達にあわせるしかない[しあわせナポリタン/どうせ、どうせは呪いの言葉]生活力のない親▽シビアな現実を優しくなぐさめる。2025.2刊

  • よこたん

    “一歩足をふみ入れると、古びたお店にしみついた料理や飲み物の香りがあなたを包み、そして、ふしぎな世界へとつれていってくれます。” 表紙の美味しそうなプリンアラモードに惹かれて手に取った。悩みを抱えた子どもだけがたどり着ける不思議な喫茶店。ファンタジーの羽衣でふわりと包んであるものの、それぞれの章の子どもの胸中は重く苦しい。この店の王道の喫茶店メニューを口にしたからといって、容易くハッピーエンドにはならないことが、世の中には実に多い現実。喫茶店の女性店主がマスターと自称しているのが、どうにも気にかかった。

  • komorebi20

    [図書館本]初読み作家さん。児童書ですが、装丁のプリンアラモードに惹かれます。作家の吉田桃子さんは、福島県出身で児童教育専門学校絵本童話科という肩書きです。わかりやすい文章ですが、子どもの気持ちに寄り添っていて、マスターの助言も奥深いです。  カフェやファミリーレストランでなく、純喫茶のクリームソーダやナポリタンスパゲッティに憧れてます。

  • tan

    はじめましての作家さん。悩める小学生の前に実際にはない喫茶店が現れてお代は求められず、喫茶店の一品を食べてマスターとの会話から問題解決の糸口を見出すという、よくあるパターンではあるが児童書なのでサクサクと読了。マスターのキャラが今一つはっきりとせず、もっと濃い設定を作っても良かったのでは?。ちょっと印象が薄くて残念でしたが子供向けの本としては面白かったと思います。

  • 雪丸 風人

    昭和の香り漂うカフェが登場するちょっと不思議な短編集。悩める子どもたちを引き寄せるお店との出会いが、彼らに解決の糸口を与えてくれます。やはり多いのは家族関係や友人関係の問題ですね。大人の不甲斐なさを感じる局面もしばしば。その分だけ子どもの賢明さがまぶしく感じられましたよ。主人公が明らかに悪い展開では、気持ちの移ろいに胸をなでおろしました。各章末尾にあるマスターからのアドバイスは味わい深かった!大切なことが原液のように凝縮されたメッセージは、何度でも読み返す価値がありそうです。(対象年齢は11歳以上かな?)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items