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実話怪談 犬鳴村 竹書房文庫

吉田悠軌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801925274
ISBN 10 : 4801925278
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

福岡県に実在する最凶心霊スポット・旧犬鳴トンネルとその先にあるとされる謎の集落・犬鳴村。この実在と伝説の組み合わせは、禁忌のミステリーとして映画『犬鳴村』のヒットで一躍有名になった。90年代後半よりインターネット上で、地元ではそれ以前より知られていた「犬鳴村」伝説は、単なる噂にすぎないのか?その真相に土地の歴史を紐解きながら、現地の徹底取材で迫る。また人気実話怪談作家と一般の読者から寄せられた、犬鳴エリアで実際に起きた怪奇事件、恐怖体験を大収録!トンネルの先は異界…いま伝説を超えた真の恐怖が明らかに!

目次 : 第1部 犬鳴村伝説とはなにか(吉田悠軌)(「この先、日本国憲法つうじません」/ 犬鳴村伝説の広まり/ 杉沢村、樹海村について/ 新旧「犬鳴」訪問者インタビュー/ 犬鳴村特別座談会)/ 第2部 犬鳴実話怪談(この電話番号は(吉田悠軌)/ 公衆電話(村上ロック)/ 〇三〇五(川奈まり子)/ 一緒に来てほしい(日高屋四郎)/ 亥の子石(梨)/ 奇妙なライダー(鬼志仁)/ 福岡トンネル(緒音百)/ 噂(緒音百)/ そこにいたもの(おがぴー)/ 「まっくろ(高倉樹)/ 犬鳴の住人(月の砂漠)/ 嫌な音(月の砂漠)/ 先客(月の砂漠)/ 地図アプリ(菊池菊千代)/ 祟られ(坂本光陽)/ 犬鳴トンネルの写真(坂本光陽)/ 水(ムーンハイツ)/ 何が見える?(天堂朱雀)/ 先が見たい(天堂朱雀)/ 「目的地」の女(キンブルヤスオ)/ トンネルにて(アスカ)/ 遠吠え(アスカ)/ ラジオチャンネル(雨水秀水)/ 新犬鳴トンネル(戸神重明)/ 隧道事故(神沼三平太)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    前半は犬鳴村のルポタージュ、後半はそこを舞台とした実話怪談の二部構成。特筆すべきは前半のルポ。福岡の地方怪談だった「犬鳴トンネル」が如何にして全国区の知名度を確立するに至ったかを、杉沢村や2ちゃんねる等のネットロアとの関係を中心に考察している。昔と今の現地の様子は一読の価値あり。後半の実話怪談であるが、これは玉石混交というか石が多いような印象。この実話怪談の発達したご時世にそういう話を持ってくるかというような話が多く、読みなれている身としては不満。怪談好きには前半のルポだけでも読む価値はあるかと思います。

  • キンモクセイ

    日本における心霊スポットの中でも有名で最恐と言われている場所。かつては犬鳴村があり「この先、日本国憲法つうじません」という看板があるらしい。都市伝説かただの噂なのか。第一部では犬鳴村伝説について詳しく書かれている。第二部では犬鳴実話怪談。公衆電話*ウ理矢理連れて行かれて嫌がらせで入った電話ボックス。突然鳴ってでると母からだ。「リョウスケ!なんでそげんところに行っとると!そげんところに行ったらお母さんどうしたらよいか...」地図アプリ′「鳴村を検索したらダムではなく集落。拡大したら女性が手を振っていた。

  • あたびー

    前半が「犬鳴村」及び「旧犬鳴隧道」に関する都市伝説(田舎だけどこういうのかな?)の発生と伝播についての考察。どちらかと言うと文化人類学的な内容。後半はその近辺で起こった不思議な出来事や事件に関する実話怪談。作者は19人に及ぶ。上記が都市伝説的なものであると診断を下したあとの怪談なので、ちょっと眉毛に唾をつけながら読んでしまう。内容のレベルもまちまち。それにしても九州北部は極悪な事件の多々発生する場所であるな。やはりヒトコワ色の方が強い気がする。

  • かおりんご

    ホラー。いつかは行ってみたい犬鳴トンネル。前半は、犬鳴村や怪異村に関する考察。この部分だけでも充分興味深い。後半は、犬鳴に関する実話怪談。犬鳴そのものではないものも、含まれてます。

  • のりすけ

    前半はほぼルポと言うか考察と言うか対談と言うか。犬鳴村と、ついでに杉沢村や樹海村の成り立ちやらををまとめてみました、的な内容。実話怪談は後半にちょっとだけ載ってる。でも前半の「犬鳴村の正体とは、ババーン!」な方が面白かった。ええ大人が集まってわちゃわちゃしてるのってロマンやね。全部これで一冊にまとめてくれた方が良かったなぁ。後半の実話怪談は、だからなんやねん?ってなってしまった。

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