Product Details
ISBN 10 : 4062900874
Content Description
「言葉を使うというのは言葉を生かすことであり、生きた言葉は喜びを覚えさせないではいない。」―言葉の可能性を最大限に生かすことに、文学の喜びがあり、文学が生命の表現であると定義する。既成の文学概念にとらわれない自由な姿勢と、鋭く豊かな感性を駆使し、古今東西の文学作品に親しんだ著者が、生きた言葉に出会う喜び、本を読むことの楽しみに読者を誘う。大人のための文学案内。
目次 : 1 大学の文学科の文学/ 2 読める本/ 3 詩と散文/ 4 硬軟両派/ 5 東と西/ 6 古典の権威/ 7 西洋/ 8 何の役に立つのか/ 9 現実/ 10 新しいということ/ 11 生きる喜び/ 12 孤独
【著者紹介】
吉田健一 : 1912・3・27〜1977・8・3。批評家・作家。東京都生まれ。ケンブリッジ大学中退。外交官の父吉田茂(後の首相)の任地に従って中国、フランス、イギリスで育つ。1931年、大学を退学して帰国。ポーやヴァレリーの翻訳から文学活動を開始し、39年、中村光夫らと同人誌「批評」を創刊。戦後は翻訳、評論、随筆と一挙に幅広い活動を始め、言葉による表現の重要性を唱えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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TSUBASA
読了日:2022/07/26
うた
読了日:2011/08/19
たかさん
読了日:2017/05/15
pon
読了日:2015/07/15
きりぱい
読了日:2010/05/23
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