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花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ 文春文庫

吉永南央

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167912925
ISBN 10 : 4167912929
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「小蔵屋」を営むお草のもとに、旧友の初之輔から小包が届く。中身はかつて彼が書いた小説に絵を添えた巻物。お草はその小説を活版印刷の本にしようとして、制作を依頼した印刷会社の個人データ流出事件に巻き込まれ、さらに周囲の人々の“過去”を辿ることに…。お草さんの想いと行動が心に染みる一冊。シリーズ第6弾。

【著者紹介】
吉永南央 : 1964年埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。2004年、「紅雲町のお草」で、第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞。同作を含む『紅雲町ものがたり』(文庫化に際し『萩を揺らす雨』に改題)で単行本デビュー。以降、「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズとして人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさか

    2018年2月文藝春秋刊。書き下ろし。シリーズ6作目。2019年6月文春文庫化。データ流出事件や自殺で片付けられていたことに関わる草。真相に迫る過程に気をもみましたが、話の展開の中での草と登場人物たちのはからいにホッと胸をなでおろすことしきりでした。読み応えのあるお話です。

  • ミツツ

    実は私、生卵が苦手で、すき焼きはそのまま食べる。しょっぱい、美味しいけどしょっぱいのだ。ところがなんと、お草さんは長芋につけるというので絶対やってみたいと思った。すき焼き日に長芋買うの忘れないようにしないと♪ 今回は久美ちゃんの恋路とお草さんの元ダンの話しが見どころです。

  • さくらさくら

    『お草さん』シリーズ第6巻。安定の面白さ。年を重ねた分だけ色々ある。

  • agtk

    シリーズ6冊目。ここのところ少し読むのが辛くなってきたところがあったが、今回は読んでよかった。年月の重ね方を考えさせられる。由紀乃さんが元気そうでなにより。最後の元夫の手紙のエピソードはよかった。続編でもう少し明らかになってくるのかな。新刊も出たようだし楽しみ。

  • DONA

    大好きなシリーズです。話の進み方が行ったり来たりするのが読みにくいこともあるのですが、全体を流れる空気感が大好きです。相変わらず色んなことに首を突っ込みすぎるお草さん。ハラハラさせられますが、今回はすべてうまく収まって良かったかな?久実ちゃん幸せになってほしいな〜。

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