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マゼラン 世界分割を体現した航海者

合田昌史

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784876986705
ISBN 10 : 4876986703
Format
Books
Release Date
March/2006
Japan

Content Description

スペイン・ポルトガルによる地球の二分割支配という、地政学的な使命を負ったマゼランの遠征。多数の史料と図版から、遠征の企画と政治闘争、黄金島伝説などを検証し、壮大なヴィジョンを体現した航海者の姿を探る。

【著者紹介】
合田昌史 : 1958年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位認定退学。新潟大学教育学部助手・助教授を経て、1994年より甲南大学文学部助教授、2003年より同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 人生ゴルディアス

    マゼランというと星雲が真っ先に出てくるくらい世界近代史音痴には少々難解すぎる書物だったが、当時海洋世界を二分していた勢力のスペインとポルトガルが地中海以外の世界を勝手に分割しましょうと決めていた分界線を軸に話が進んでいく大筋はなんとか見失わずに読めた……と思う。また、分界線は単純に領土の取り決めではなく探索のための基準点であったり、そもそも経度が計れずまともな世界地図が存在しないような時代に分界線なるものを正確にきめようと四苦八苦する様だとか、勉強になった。他にも写本の経歴とか史料的な点もわくわくした。

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