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人と技術で語る天気予報史

古川武彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130637091
ISBN 10 : 4130637096
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「天気晴朗ナレドモ浪高し」。時代の背後に響く天気予報の鼓動。コンピュータの発明は予報技術をいかに変えたのか。

目次 : 第1章 天気予報の黎明/ 第2章 岡田武松のロマン/ 第3章 太平洋戦争の渦/ 第4章 「正野スクール」/ 第5章 数値予報の源流/ 第6章 プリンストン・グループ/ 第7章 日本初の大型電子計算機/ 第8章 第1回数値予報国際シンポジューム/ 第9章 天気野郎の頭脳流出/ 第10章 21世紀の天気予報

【著者紹介】
古川武彦 : 1940年滋賀県生まれ、気象庁研修所高等部(現気象大学校)および東京理科大学物理学科卒業。理学博士。気象研究所主任研究官、気象庁予報課長、札幌管区気象台長、日本気象学会理事などを経て、現在「気象コンパス」主催。これまで中央大学兼任講師、東邦大学講師、早稲田大学エクステンションセンター講師などを歴任。日本気象学会・日本海洋学会・日本地震学会・日本航海学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • メルセ・ひすい

    15 とりあ 誰もが気にかける毎日の天気予報。試行錯誤の黎明期から現代までの変遷を、東西の先駆者たちの活躍とコンピュータの発明・発展をふまえてひもとく。ゲリラ豪雨など新たな課題への取り組みについてもふれる。

  • こばこ

    主に戦後すぐ〜1970年代以前の天気予報史の本。電子計算機導入時のエピソードが生き生きと描かれており、そこだけでも読む価値があると感じさせられた。(計算機に掛かっていた垂れ幕の写真が大変面白かった…。)これらの話については、当事者から話が聴けるのは今のうちというところもあるので、今のうちに書籍にまとめられたのは非常に価値のあることだと感じるところ。 コンピューターを管理するための「金色の鍵」があるんだ、と言う話といい、昔は物語性のある、ざっくりいうと結構シンプルにまとまる話が多かったのだな、とも同時に。

  • ラーメン小池

    念願の予報史を取得したものの、日々気象に携わっていないため復習や勉強を兼ねて読んでみました。柳田邦男氏の「空白の天気図」で測候精神という考えや、戦後の気象人のタフネスさはある程度知っていましたが、計算機導入の前後の苦労や熱気などの息づかいが感じられ胸が熱くなりました。印象に残ったのが、気象研究で卓越した業績を挙げ、日本から米国・世界に羽ばたいていった頭脳流出組の方々の活躍や生き様です。なんかその頃の気概を我々は失ってしまっていないかと反省するところです。予報士を目指す人や気象に携わりたい方にもお勧めです。

  • ピラックマ

    数値予報の歴史本で、記載量は少ないものの、先日ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏の若き日のヤンチャぶりが伺える。「天気野郎の頭脳流出」の章では貴重な日本の頭脳が真鍋氏以外にも多く海外に出て行ったことが判る。 IT関係の端の方で20年以上気象のシステムに関わってきたが とにかく日本の気象の世界は金にならないからね…最近こそ激甚災害の増大や今やっている朝ドラもあり、多少世の中の注目を集めるようになってはきたものの、まだまだビジネスとしては厳しい。

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