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楽な読書

古屋美登里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784401645749
ISBN 10 : 440164574X
Format
Books
Release Date
February/2018
Japan

Content Description

目次 : ■第一章: 海外のフィクション / フリオ・リャマサーレス 『黄色い雨』 / ジョン・スタインベック 『エデンの東』 / アリス・マンロー 『イラクサ』 / レイモンド・チャンドラー 『ロング・グッドバイ』 / コーマック・マッカーシー 『ザ・ロード』 / ジャック・ロンドン 『火を熾す』 / スティーグ・ラーソン 『ミレニアム1』 / ドン・ウィンズロウ 『犬の力』 / ヘルタ・ミュラー 『狙われたキツネ』 / アラン・ベネット 『やんごとなき読者』 / ジョン・ハート 『ラスト・チャイルド』 / ウェルズ・タワー 『奪いつくされ、焼き尽くされ』 / マルセル・プルースト 『失われた時を求めて』 / キャロル・オコンネル 『愛おしい骨』 / マイケル・コックス 『夜の真義を』 / カルロス・バルマセーダ 『ブエノスアイレス食堂』 / ローラン・ビネ 『HHhJ プラハ、1942年』 / オルガ・トカチュク 『逃亡派』 / フェルディナント・フォン・シーラッハ 『カールの降誕祭』 / 閻連科 『年月日』 / エドワード・ケアリー 『堆塵館』/『穢れの町』/『肺都』 / ■第二章: 日本のフィクション / 浦沢直樹 『20世紀少年』/宇月原晴明 『安徳天皇漂海記』 / 川上弘美 『真鶴』/筒井康隆 『巨船ベラス・レトラス』 / 佐藤亜紀 『ミノタウロス』/桜庭一樹 『私の男』 / 広瀬正 『マイナス・ゼロ』/堀江敏幸 『未見坂』 / 佐藤多佳子 『一瞬の風になれ』 / 皆川博子 『開かせていただき光栄です』 / 深緑野分 『戦場のコックたち』/羽海野チカ 『3月のライオン』 / 小川洋子 『不時着する流星たち』 / ■第三章: ノンフィクション / 斎藤美奈子 『物は言いよう』/内田樹 『下流志向』 / トム・マシュラー 『パブリッシャー:出版に恋をした男』 / 雨宮処凛 『生きさせろ!難民化する若者たち』 / 武藤康史 『文学鶴亀』/水村美苗 『日本語が亡びるとき』 / 中村保男・編 『英和翻訳表現辞典[基本表現・文法編]』 / 池谷裕二 『単純な脳、複雑な「私」』 / 行方昭夫・編訳 『たいした問題じゃないが』 / 四方田犬彦、石井睦美 『再会と別離』 / 栗田明子 『海の向こうに本を届ける』 / 最相葉月 『セラピスト』/ロジーナ・ハンソン 『おだまり、ローズ』 / 岩出克人 『経済学の宇宙』/内田洋子 『イタリアからイタリアへ』 / スベトラーナ・アレクシエービッチ 『チェルノブイリの祈り』 / 清水潔 『殺人犯はそこにいる』/池内紀 『旅の食卓』 / ブレイディみかこ 『子どもたちの階級闘争』 / ■第四章: 倉橋由美子 / ・倉橋由美子とわたし / パルタイ/偏愛文学館/聖少女/スミヤキストQの冒険 / 酔郷譚/暗い旅/蛇 愛の陰画/夢の浮橋 / 大人のための残酷童話/完本・酔郷譚 / ・倉橋没後十年によせて / 最後の祝宴/夢の浮橋 / ・倉橋由美子作品一覧 / *巻末付録: 特別対談 / 杉江松恋(書評家)x古屋美登里 / 古屋美登里x広瀬和生(BURRN!編集長)

【著者紹介】
古屋美登里 : 神奈川県出身。早稲田大学卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 阿部義彦

    前作、「雑な読書」が面白かったので第二弾も即かって読み終わりました。ハードロック、メタル専門誌である「BURRN」での連載も23年目を迎えました。今回はジャンル名で大きく、海外のフィクション、日本のフィクション、ノンフィクション、倉橋由美子と分けてます。前作は初期の書評が中心でしたが今回は、融通無碍に色んな技を繰り出して、思わずニヤリとさせられることしきりです。ロック雑誌でこんな本格的な書評をはじめた、広瀬和生編集長との対談も巻末にあってそれも本当に楽しいです。基本ロック好きは真面目なんだそうです。

  • belle

    楽しい&楽しみな書評集。著者にとって別格の〜倉橋由美子〜を第4章でまとめてあるのが圧巻でなによりよかった。「暗い旅」をはじめとして再びその世界に飛び込みたいと思った。今月は読書があまり進まなかったが、この本を読んで来月以降が楽しみになってきた。

  • 法水

    《BURRN!》連載の書評エッセイ集第2弾。2004年9月までの分を収録した前作『雑な読書』以降のエッセイを収めた他、杉江松恋さん、《BURRN!》編集長・広瀬和生さんとのトークイベントも入っている(広瀬さんとのイベントは私も参加)。本書は〈海外のフィクション〉〈日本のフィクション〉〈ノンフィクション〉〈倉橋由美子〉の4章で67冊の本を紹介。古屋さんは翻訳をする際、最初と最後の一行に一番頭を絞ると発言されているけど、書評でもそれは同じようで様々な工夫が感じられ、紹介されている本を読みたくなること請け合い。

  • Hiro

    翻訳家の著者が長く雑誌に書き継いでいる書評エッセイを集めたもの。内外の小説とノンフィクションの書評、それに著者敬愛の倉橋由美子を扱ったもの十数編、最後に対談が二つ収められている。手慣れたくつろいだ語りで古典からミステリーまで様々な本が紹介される。これだけ上手に紹介されると例によって次々に読みたい本が出てくる。困ったものだ。

  • Yuichi Tomita

    BURRN誌に連載している書評のうち、2004年10月以降のものからピックアップしてまとめたもの。それに対談が二つ付いている。本書の中にもあるが、雑誌自体の文字が大きくなったことによりコラムの文字数も減ったため、紹介数は67と増えた。 昔の文字数に慣れていたからか、少し物足りなく感じるところもあり。今回は「ミレニアム」と「経済学の宇宙」に惹かれたかな。

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