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十二支考 上

南方熊楠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003313916
ISBN 10 : 4003313917
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1994
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ノコギリマン

    再読。ゲロと知識を自由自在に出せる男、熊楠先生、サイコーです。

  • ∃.狂茶党

    竜の延長で蛇。 俗信の世界ゆえ熊楠的には境界曖昧であるような。 インドのラゴグールの呪文に、「ジェット・シン」って言葉が出てくる。昭和のプロレスラー、タイガー・ジェット・シンはこれに関係するのかな。日本ではヒールだったが、母国では正統派レスラーだったはず。 出典でなんとかゼ・ブーズーってのがよく出てくるけど、これはVOODOOのことだろうか。 日本神話などに出てくる、陰を突き死ぬってのは堕胎に失敗してのことではないかってのは、目から鱗。 日本では今でも堕胎の主流は野蛮な掻爬法を用いてる。

  • 中年サラリーマン

    文字数あたりの知識の詰め込み指数がべらぼうに高い本!

  • やま

    とにかく話題が多く、1ページを読むのにこんなに時間がかかる本は他にないと思う。ダンテの神曲どころではない。虎から苔の話になったり、兎からずるいことの話になったりと話題が尽きず、再読してまた新たな発見をすることだろう。熊楠は一度読んだら絶対忘れないと言う記憶の持ち主だと言う話だが、さもあらん。世界のあらゆる所の逸話も混ぜられ、唖然とするばかりである。

  • テツ

    南方熊楠がいわゆる十二支の動物たちに関する蘊蓄を並べただけの本……なのだけれど、異常な情報量に飲み込まれてしまい手軽に通勤途中に読むような感じでは読めない。まだ自分で文献を実際に読み込む形でしか情報収集が出来ない時代にこれだけの知識を有していた南方熊楠は、アホみたいな感想だけれど凄い。動物自体に対してもそうだけれど、アニミズムに関するお話も面白かった。早めに下巻も読んでおきたい。

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