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幼馴染は、にゃあと鳴いてスカートのなか 1 角川スニーカー文庫

半田畔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041149171
ISBN 10 : 4041149177
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
にゅむ ,  

Content Description

女子高生の一歌は、幼馴染の牧と幼いころの喧嘩が原因で疎遠中。ある日、突然家に訪ねてきた牧の頭には、猫耳が生えていて――。一歌に身をすり寄せるように甘えてきたりと、今までの疎遠だった態度から一変!?

【著者紹介】
半田畔 : 2016年『風見夜子の死体見聞』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 芳樹

    猫に纏わる不思議な話が語れられる「日本で一番猫が住む町」である宮毛町を舞台とした、幼馴染み女子高生の一歌と牧が「猫」にまつわる祝福(あるいは呪い)に翻弄される物語。とあるすれ違いによって1年半前に疎遠になってしまった二人が宮毛町における「猫問題」に巻き込まれるドタバタ作品ですが、一貫して描かれるのは一歌と牧の心の交流で、互いの思いが「猫」を介して交錯していく展開にはグッとくるものがありました。

  • よっち

    猫が集まる宮毛町に住む猫大好きな女子高生・奈爪一歌。眼の前で交通事故に遭ったはずの幼馴染・祭原牧が突然消えて、猫耳を生やして相談しに来る幼馴染小説。大切な幼馴染だけれど、仲違いしてもう一年以上口を聞けずにいて、同じクラスになったものの相変わらず疎遠な日々。そんな牧が突然一歌の家に相談にやってくる展開で、白猫と同化してしまったらしい牧に、モフモフ心を刺激される一歌には苦笑いでしたけど、どんどん同化が進んでいく牧のために、ツッコミどころ満載の神主・生水にアドバイスされながら奔走した結末はなかなか良かったです。

  • わたー

    ★★★★★面白かった。とある出来事をきっかけに、一歌は幼馴染で一番の親友だった牧と疎遠になっていた。そんな牧が、猫を助けようとトラックの前に飛び出したまま、一歌の目の前で姿を消してしまう。その日の夜にようやく姿を見せた牧の頭には、白猫の耳が生えていた、と始まる物語。タイトルと表紙とあらすじがポップなのでほのぼの百合かなと思っていたのに完全に騙された。現代伝奇モノに百合がスパイスとして入っているだけだコレ!!でも面白いのよ。冷静になって作中のイベントを思い返すと、ホラー寄りのシリアスなものが多いはずなのに、

  • 真白優樹

    日本で一番猫が住む町で、猫が大好きな少女の喧嘩別れした幼馴染の頭にネコミミが生えて始まる物語。―――呪いか祝か、探す先に思いを見つめて。 どこかほのぼの、時にコミカル。その流れの中に幼馴染同士の抱えた思いが交差するお話であり、何も失いたくないからこそ真っ直ぐに選ぶ、幼馴染みだからこその絆の輝きがある物語である。選んだ道、全部取って見せる綺麗な結末、其処に待つのは幼馴染みか猫か。その答えはまだ未分類、だけど絆は確かに取り戻したから。だからきっと、もう大丈夫。 うん、とても面白かった。

  • 冬野

    猫大好きな女子高生の一歌と、体の中に猫が宿ってしまった幼馴染(絶縁中)の牧が織り成す少しふしぎなガールズ青春譚。体の一部が猫になってしまった幼馴染とのほのぼの日常コメディ、かと思ったらだいぶ違っていた。終盤は予想外にスリリングな展開が待っており、まあ猫って本気出したら人間なんて全然圧倒できるもんな…と妙に納得した。可愛いだけじゃない妖しさが猫の魅力でもありますよね。掴みどころのない生水さんが好き。タイトルと内容が微妙に合ってないのは途中で変更があったから?今後の伏線?続編が出たら読みたいです。星:4/5

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