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すべて忘れて生きていく Php文芸文庫

北大路公子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569768373
ISBN 10 : 4569768377
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
May/2018
Japan

Content Description

「どんな毎日にも笑えることを見つけることができる」と信じる著者による、珠玉のエッセイ集。相撲への愛が迸るロングエッセイ、日常のゆるい出来事を導入にいつの間にか本の内容に鋭く切り込んでいく油断のならない書評集、奇妙な味わいの貴重な掌編小説二編も収録した、キミコの魅力に満ち溢れた一冊!

目次 : 第1章 私は頑張らなくていい(靴下なんて履かなくても/ 「馴染めそうな方」を選ぶ ほか)/ 第2章 相撲好きにもホドがある(象を見る日/ いくつもの扉を開いて ほか)/ 第3章 呑んで読んで呑まれて読んで(失くした本今いずこ/ 『家なき子』に怯える ほか)/ 第4章 奇談集(まち/ ともだち)

【著者紹介】
北大路公子 : 北海道生まれ。大学卒業後、フリーライターに。新聞の書評欄や文芸誌などに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    今回はゲラゲラ笑うあるいはクスクスと笑うような笑いの破壊力はあまりなかったですが、楽しく読めました。主に書評がメインですが、この人の手にかかれば、思わず読みたくなる作品が多々でてきました。相変わらずの相撲愛、そして、しっかりした物語も書けるエッセイストなんだと思わず奇談集を読み終わってから拍手しちゃいました。

  • いつでも母さん

    公子センセ『すべて忘れて死んでいく』私もその道を進んでいくような予感がしてます。「私は頑張らなくていい」いえいえまだまだ頑張って頂きたい。と公子ファンはみな思っているはず。今回、友人のハマユウさんに感謝。そして溢れる相撲愛。書評すら面白い。ご自分の事をヨボヨボと云われるが、只者じゃないよなぁと切り口に感心してしまう。奇談も有りで『アラカルト』を堪能した。やはり私は公子教の信者なんだ。

  • 修一朗

    雪が嫌い冬が嫌い一年中お正月ならハッピーだっていうのがだいたい北大路センセのエッセイの骨格であるのだがこのエッセイ集ではキミコのセイシュン時代とか一味違うお話が混じっていて楽しい。そりゃぁ昼酒呑みと相撲観戦は相性いいだろう。基本はやはり「明日宇宙戦争が起きても今日見たドラマのことを書く」目線であります。書評の章がとってもステキなのでメモしました。私がほったらかしにしている積読本が山ほど紹介してあったのでモチベーションになりましたよ。早速この書評リストを切り口に積読山崩しにとりかかります。

  • 美登利

    大笑い度少なめです。あとがきでもキミコさんが語っておられますが、すでに発表した原稿をまとめて1冊の本にしたもの(かなり苦労されたみたい)なので、古いものも。エッセイだけでは無くて短編小説が2本。書評もあり。書評は1冊しか共読が無かったわ(苦笑)。この短編、読んだ気がするような。奥付を見たら発行日が28年5月2 2日になってるからまだ読メに表紙も頁数も出ないのかもね。

  • ぶち

    北海道が生んだ奇才で、ただの呑兵衛。尊敬してやまないキミコセンセーですが、いつもの大爆笑エッセイとは少し味わいが違っているのです。生きていくこと、暮らしていくこと、人生のペーソスとウィットにあふれた言葉の数々。例えば、子供のときに偉人伝を読んで "こんなに頑張って生きている人がいるんだから、私はがんばらなくていい"って...達観です。 『呑んで読んで呑まれて読んで』に載っている書評も、『相撲好きにもホドがある』で見せる相撲愛も凄いです。唸ってしまいました。

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