Product Details
ISBN 10 : 4422250272
Content Description
本書は、ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』の一文を導きとして、現在では「ミナミ」として知られる大阪の旧市街地南部の歴史を1880年代(明治中期)〜1920年代(大正・昭和初期)のなかで観察し、盛り場、貧民街、市場、商店街、遊廓など、さまざまな場所の創出や変容、そしてその消滅を「場所の系譜」としてたどり記述する試みである。
目次 : 第1章 大阪の「市区改正」計画―悪疫流行時の衛生行政を中心に/ 第2章 「名護町」取り払い計画―大阪初のスラムクリアランスをめぐって/ 第3章 木賃宿街「釜ヶ崎」の成立とその背景/ 第4章 黒門市場の成立事情/ 第5章 盛り場「千日前」の系譜/ 第6章 飛田遊廓以降の花街と土地開発/ 第7章 消費される都市空間―遊歩者たちの足どりと語り
【著者紹介】
加藤政洋 : 1972年、長野県生まれ。1991年、長野県立諏訪清陵高等学校卒業。1995年、富山大学人文学部人文学科卒業。2000年、大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。文学博士。専攻は人文地理学。現在、流通科学大学商学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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chang_ume
読了日:2020/09/29
わ!
読了日:2024/02/13
さこう
読了日:2012/01/25
やぶチャン
読了日:2015/03/11
おたきたお
読了日:2006/01/01
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