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「慰安婦」問題の現在

前田朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784380160011
ISBN 10 : 4380160017
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan

Content Description

日韓「合意」は「慰安婦問題」の解決をはるか彼方に遠ざけてしまった。私たちは侵略と植民地支配の歴史をしっかりと見据えてきたのだろうか!?戦後70年を過ぎ歴史認識の根本を抉る!

目次 : 第1部 問われる日韓「合意」(解決には程遠い今回の日韓「合意」/ いま何が問われているか/ 「合意」の全面無効を―朝鮮民主主義人民共和国の反応/ 台湾政府は口先だけの対応をやめるべき/ 戦時性奴隷とされた女性に歴史的正義を―オーストラリア政府がなすべき対応)/ 第2部 「朴裕河現象」を考える(「和解」論批判―イラン・パペ「橋渡しのナラティヴ」から学ぶ/ 感情の混乱と錯綜―「慰安婦」についての誤ったふるい分け/ 植民地解放闘争を矮小化する戦略―朴裕河『帝国の慰安婦―植民地支配と記憶の闘い』/ 新しさを装った歴史修正の動き/ 『帝国の慰安婦』における資料の恣意的な援用について―千田夏光『従軍慰安婦』の場合/ 「『帝国の慰安婦』事態に対する立場」声明の経緯と今後の方向―歴史的不正義に対抗するトランスナショナルな連帯に向けて)/ 第3部 朝日新聞記事訂正問題を問う(「吉田証言」は本当だった―公文書の発見と目撃証人の登場)/ 第4部 植民地主義と知識人の責任を問う(日本知識人の覚醒を促す―和田春樹先生への手紙/ 「慰安婦」問題と学問の暴力―植民地主義とヘイト・スピーチ)

【著者紹介】
前田朗 : 札幌生まれ。大和民族。東京造形大学教授、朝鮮大学校法律学科講師、日本民主法律家協会理事。ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • がんぞ

    産経新聞を「謝らせよう」と言語道断な圧迫を加えた事件では「大統領は韓国では天皇と同様、敬意をもって扱われるべき存在だ」とほざいたが、いまだキムチ臭い国から長期出国禁止にした謝罪も補償も無い。自らの過ちを認めると権力の権威が崩壊する独裁国。国際的非難を受けて渋々、加藤支局長を5時間立たせる嫌がらせの上で無罪にしたのだが。/同じく言論弾圧である<「朴裕河現象」を考える>が長く、論者も多い。「≪学説の自由≫にも制限がある」大使館前に少女売春像設置「加害国(冤罪)が文句言うな」とほざく条約違背は?…危険度北朝鮮並

  • がんぞ

    朝鮮戦争で祖国=南朝鮮政府を守るため戦った勇者さえも“元・日本兵”であれば蔑み差別した≪被差別対象≫生贄がないと収まらない朝鮮気質。それで“日本兵=悪魔に身をまかした女”と迫害したのが「慰安婦問題」である。本来は「長いあいだ放っておいて御免なさい」と民主化大統領が平身低頭すべきが、例によって「日本が悪い」と逆切れし、朝日新聞と共謀して捏造の冤罪を仕掛けてきたのが真相だった。’91年、金学順が告発した頃には、「日本軍による強制連行」裏付け危惧したが日本人は四半世紀のあいだstudyして、実態に気付いている…

  • くまパワー

    素晴らしい文集。朴裕河現象から日韓合意、帝国の慰安婦、吉田証言と日本知識人の朴応援など問題を分析し、特に最後前田「慰安婦問題と学問の暴力」一文は極めて良き。ある問題だらけの「学術本」が日韓で出版され話題になり、日本の知識人が韓国裁判へ声援し、朴から「私は悪い人ではない」と言ったけど、本当の被害者慰安婦ハルモニがこの議論で無視され、学術自由がお守りになり学術の暴力になった。学問を装った「慰安婦の嘘」を厳しく指摘することが私たち新世代の研究者にとって学問の任務であり、責任もある。

  • Akio Kudo

    ★★★★★ 吉田清治についてはよくぞ語ってくれたと評価したい。朝日新聞が個人の名誉をここまで貶めることに恐ろしさを感じる。

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