演習形式で学ぶ一般相対性理論 Sgcライブラリ

Einsteinが一般相対性理論を提唱してからすでに100 年以上経っている．この理論は観測・実験によりますます確かなものとなっているだけでなく，その重要性は日増しに増している．本書では，演習形式によって自ら問題を解きながら一般相対性理論を学ぶことができる．2022年刊行の「演習形式で学ぶ 特殊相対性理論」（SGC-175）の姉妹書．

【主要目次】NewtonからEinsteinへ／曲がった時空の幾何学／曲がった時空における粒子の運動／一般相対性理論／時空の対称性と保存量／球対称時空と粒子の運動／超高密度天体と重力崩壊／ブラックホールの時空／ブラックホールの性質／重力波／一様等方時空のダイナミクス／微分形式とRiemannテンソル／局所慣性系の時空と計量

【著者紹介】
前田恵一 : １９７９年京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了、理学博士（京都大学、１９８０年）。博士研究員（京都大学、ＳＩＳＳＡ・ＩＣＴＰ（トリエステ・伊）、ムードン天文台（パリ・仏））、２０２２年京都大学基礎物理学研究所特任教授。専門、理論宇宙物理学・宇宙論・重力理論

田辺誠 : ２００７年早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻博士後期課程修了、博士（理学）（早稲田大学）。２０１０年早稲田大学理工学術院招聘研究員。専門、理論宇宙物理学・重力理論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）