Books

増補 「児童虐待」へのまなざし 社会現象はどう語られるのか 岩波現代文庫

内田良

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006033569
ISBN 10 : 4006033567
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
内田良 ,  

Content Description

90年代以降、様々な支援・対策が打ち出され、対応を求められてきた「児童虐待」。統計上の増加が意味するのは、都市の病理か、心の病か、それとも――。「虐待」に対する人々のまなざし、そしてその変遷から読み解く。部活動・いじめほか学校問題の研究・発信で知られる著者の初著作を、増補のうえ待望の文庫化。

【著者紹介】
内田良 : 名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。専門は教育社会学、博士(教育学)。学校事故、教員の働き方、部活動、校則、いじめなどの教育問題に取り組む。本書『「児童虐待」へのまなざし』で第4回日本教育社会学会奨励賞(著書の部)受賞。ヤフーオーサーアワード2015受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 令和の殉教者

    社会構築主義の視点で児童虐待を論じたもの。虐待の件数は右肩上がりだが、それは発生件数ではなく、発見件数であることに留意が必要だ。つまり、児童への攻撃・放置に向ける人々のまなざしが厳しくなっていることが想定される。このことは、子どもを大切にする意識の向上だと喜んでばかりもいられない。親にとっては少し「行きすぎたしつけ」が虐待認定されるプレッシャーになるばかりか、子どもにとっても、虐待の嫌疑がかけられることで「愛情ある家庭」の規範から外れているというスティグマが付与される可能性があるからだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items