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カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン 神の食べ物の不思議

佐藤清隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784782103579
ISBN 10 : 4782103573
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「神の食べ物」であるカカオがチョコレートになるまでの長い歴史を振り返りながら、そのなかで重要な役割を果たしてきた様々なサイエンスに光を当てる。カカオとチョコレートの不思議を理解する助けとなる1冊。

【著者紹介】
佐藤清隆 : 1946年生まれ、広島大学名誉教授、工学博士。1974年、名古屋大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士課程を終えて、広島大学水畜産学部(現在の生物生産学部・大学院生物圏科学研究科)食品物理学研究室の助手、助教授を経て1991年に教授となり、2010年に退職。脂質の構造と物性の基礎と応用に関する教育・研究に従事。アメリカ油化学会「Stephane S.Chang賞」(2005年)、世界油脂会議「H.P.Kaufmann Memorial Lecture賞」(2007年)、アメリカ油化学会「Alton E.Bailey賞」(2008年)などを受賞

古谷野哲夫 : 1956年生まれ、農学博士。早稲田大学大学院理工学研究科応用生物化学専攻修士課程を修了後に、1982年明治製菓(株)入社。チョコレートを中心とした研究開発に携わる。1992年、チョコレート油脂の研究で広島大学にて農学博士号を取得。現在、(株)明治菓子開発研究所長。カカオ豆に関しては世界十数カ国のカカオ産地を訪問、各国のカカオ栽培・処理状況や品質を調査研究し、現地への指導にも当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こぽぞう☆

    図書館本。バレンタインの特集の棚より。チョコレートの歴史の本は多々あるが、生物学、物理学、化学まで網羅したものは初めて読んだ。今ここにある美味しい明治のチョコレートの来歴に想いを馳せる。すごいなぁ。ダイエット中の身には、少々ツラい読書だったが。

  • そり

    明治の板チョコがあんまり美味しくてチョコレートにハマりだす。紅茶と組み合わせたら、とてもホッとするね。多分これは普通の食べ物じゃないんだろうなと思って、この本を手に取った。そしたら食べ物に歴史ありだった。ヨーロッパに渡ったばかりの頃は媚薬として使われていて、それで大論争が起こったらしい。今からではちょっと考えられない、笑ってしまう。ビターチョコレートとミルクチョコレートでは、神経活動を促進と抑制で全く反対に働くことも驚きだった。何よりも完成までの手間がすごい。これで88円だってんだから異常なんだろうな。

  • hide

    カカオの発見からチョコレートが作られるようになるまでの歴史と、チョコレートにまつわる物理・化学をまとめた贅沢な本。各種の商品作物の中でも栽培がとりわけ難しいのが伝わってきて、昨今の高騰の理由がよくわかった

  • 桃水

    2011/10/20:カカオの栽培方法やチョコレートの精製などについて科学的に考察した本。

  • セルジオ肥前

    カカオ豆からココアやチョコレートが作られている事は知っていたが、その生物学・発酵学・生化学・物理学的背景を始めて知った。今年の冬は今までと違った感覚で楽しむ事が出来そう。

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