学び直しの日本語

ふだん何気なく使っている日本語の熟語や慣用句から、
特に間違えやすい２５２語句を厳選！
例えば、日頃よく使われる「姑息」という言葉。
卑怯やずる賢いという意味で使っていませんか。
しかし、「姑息」には、そんな意味はありません。
また、高級そうな料亭やレストランに対して、
「敷居が高い」などと言う人がいますが、これも全くの誤用です。
本書は、六語一組のクイズ形式で、楽しく学びながら、
正しい日本語とその面白さを知ることができる画期的書です。
また、解説は、単なる解答だけでなく、語源の典拠まで、
一語句220字で丁寧に解説していますので知識が深まります。

「天地無用」は、ひっくり返してもOK？
「阿吽の呼吸」は、どんな呼吸？
「土壇場」はどんな場所のこと？
「憮然たる面持ち」とは、どのような顔のこと？
「一つ返事」と「二つ返事」　さて、正しいのはどちら？
日本人でありながら、間違ったまま使っている言葉の数々‥‥
指摘されて、思わず赤面したことはありませんか？
本書で、ぜひ正しい使い方を身につけて下さい。

【著者紹介】
佐藤亮一 : １９３７年東京都生まれ。東北大学大学院博士課程単位取得。国立国語研究所言語変化研究部第一研究室室長、フェリス女学院大学教授、東京女子大学教授を歴任。国立国語研究所名誉所員。フェリス女学院大学名誉教授。専門分野は方言学、社会言語学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）