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高校生が感動した「論語」

佐久協

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396110420
ISBN 10 : 4396110421
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2006
Japan

Content Description

「論語」は聖典とされるあまり、教条的に扱われ過ぎてきたため、訳者も読者も構え過ぎて疲れ果ててしまう。慶応高校の人気教師だった著者が、肩が凝らずに読めるように構成し直し、補筆・翻訳したユニーク「論語」。

【著者紹介】
佐久協 : 1944年、東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学・国文学を専攻。大学院修了後、慶応義塾高校で教職に就き、国語・漢文・中国語などを教える。同校生徒のアンケートで最も人気のある授業をする先生として親しまれてきた。2004年に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓

    論語をかなり砕けた現代語に訳したもの。なるほど、こうして読むとわかりやすいうえに現代人と何ら変わらない理屈を言っていたのだなと感心した。この先生の授業、笑いが絶えなかったのではないかな。

  • コウメ

    論語いいね〜でも著者の語り書き、喋り書きがすこし違和感があった。だよね〜とか、○○なのよ〜○○ね〜とか語尾がくせがあったのが少し残念なので感想だけよ〜💓💓💓💓

  • ルピナスさん

    現代の中国語を学んでも漢文を読める訳ではないのですね。娘に漢文を教えてと言われ、一緒に学び直すつもりで手に取りました。各教えについてくだけた現代語訳が来て、原文と読み下しが上下に記載されています。原文を用いて音読してみたかった私は、初めこそ読み下しを隠して挑戦していたものの早々に挫折。ところがこの現代語訳から伺える孔子の人物像が大変魅力的で、グイグイと惹き込まれました。孔子の一人一人の弟子と向き合い対話する姿勢が良いのです。聖典としての遠き存在から、道に迷ったときに読み返したい存在へと距離が縮まりました。

  • やす

    再読。論語が、現代的に高校生がよくわかるような感覚で堅苦しくない表現で訳されている本です。論語をよく理解されている先生から、こんな漢文の授業を受けていたら、楽しかっただろうと思います。また、高校生の時に読んでいたら、もっと豊かな人生を歩めたかなとも考えました。「不出来な者が過ちを犯すと、必ず誤魔化かそうとしたり、言い訳をしたりする。」(子張第19−8)をはじめ、大人の戒めとしても大切なものが多いので、これからもしっかり読み込んでいきたいと思いました。

  • べる

    社会全体の道徳的向上と社会融和の実現を目標としていた孔子。彼の教育姿勢は自らの長所に気づかせ長所を発展させるよう促すものだったから多くの若者が慕い寄った。「出来ない」と称して努力「しない」ことを繰り返し諫めている言葉が多かった。学問も修養も世の中を変えるためのもの。色々と学び続けて柔軟な思考力を身につけてどっしりとした心構えがあると人を惹き付けられるのは今も確かなことだ。そういう人を見て、自分もそうなりたいとパワーが生まれる。高校生に分かりやすい現代語訳が施されていて、孔子の教えがストレートに胸を突いた。

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