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戊辰戦争 敗者の明治維新

佐々木克監修

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121004550
ISBN 10 : 4121004558
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1977
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まーくん

    子供の頃、祖父に連れられ、墓参りに行ったとき、本堂裏手に薩摩藩士の小さな墓が並んでいたのを見て、どうして秋田に?と思ったのを覚えている。幕末から維新にかけ、本も読んだし大河も見たが、主流から外れた東北のことは、会津の戦いの他は案外わからない。本書はその敗者東北諸藩の視点に立ち戊辰戦争を描いている。戦う気の無かった奥羽越列藩同盟。旗幟を鮮明にしたくなかったのに朝敵の立場に追い込まれる。戦いの前に同盟を離脱した秋田藩。薩長の側に立つも、奥羽諸藩に攻め込まれ海路、薩摩の救援を受ける。あの墓はその時の兵士の。

  • Kurara

    ★3 やはり歴史書は難しかった。戊辰戦争、新撰組、会津藩士、薩長同盟そんな関わりなんだ。少しは理解出来た気がするかな。【49】

  • 寝落ち6段

    戊辰戦争は、地方権限のあった幕藩体制から統一国家を広げる過程に起きた。中央政権という強大な権力を認めさせるためには、排除したい価値観を潰す強さが必要だった。敗者はどのように敗者になり、その後、敗者はどのような境遇になったのか。どうしても歴史は商社の視点で語られがちで、勝者が記録を残していく。幕府側、戦地となった東北諸藩、白虎隊に至っては名前を紹介している、その様な人たちにとって戊辰戦争とは何だったのか。明治になると薩長閥が幅を利かせ、旧幕側は立場が悪くなった。東北出身の筆者の思いを強く感じた。

  • 叛逆のくりぃむ

     全體の印象として想像以上に泥沼の内戰であることが感じられた。正直な處、斯くの如き内戰が短期間の内に終結したことは幸甚と言ふべし。將に髪一重の薄氷の勝利であつからこそ戰後處理が苛酷になつたのだとも言ふことが出來るが。

  • ごん

    新選組の本を読んだので今度は戊辰戦争の本を読んでしまいました。本を読んでこの戦いは避けることができたんじゃないのかと思いました。この戦いで犠牲になった人や東北の人たちの恨みのことを考えるとなんとも言えない気持ちになります。明治新政府が正しくて奥羽諸藩が間違っているのではなく、新しい日本の体制をどうするのか考え方が違うだけで、ただ単に勝者と敗者の違いだけなんですね。まあ、この世ではそれが全てなのかもしれないのですけど。

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