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深黄泉 怪談社禁忌録 竹書房怪談文庫

伊計翼

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801942325
ISBN 10 : 4801942326
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
伊計翼 ,  

Content Description

霊は存在する―そんな前提を鼻息で吹き飛ばし、怪現象を軽やかに調査分析、それでも拭えぬ恐怖を炙り出す異端怪談集。商店街のアーケードの上を歩く目のない老婆。かつて死傷者の出た火事と関係があると睨むが、真相は…「鉄骨の老婆」、山奥の民宿で3人の若者を襲う悪夢と頭痛。高山病を疑うがある共通の幻覚が…「頭痛の理由」、仏壇の水が減るのはご先祖さまが飲んだからと言う幼子。母な単なる蒸発現象だと思うが…「ご先祖さまがいる」、借金取りに追われる友人をアパートに匿った日から起こる怪現象。怪異発生のトリガーは意外なところに…「サイクル」、一見ひねくれているが、軽妙な語り口の裏を深読みすれば、最後はあなたもぞっとするはず。

【著者紹介】
伊計翼 : 怪談蒐集団体、怪談社の記録書記。2010年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    実話怪談集。怪談の後に著者による解説というかコラムがあるのが特徴的な一冊。こういう形式には賛否あると思うが、自分は怪談の後日談や作品制作の裏話的なのも載っていて好き。その分怪談自体は大人しめなのが多いような印象も受けるが。個人的には以前著者が書いていたような、随筆かと思えば怪談、怪談かと思えば随筆といったような両者が渾然一体となったような形式に軍配が上がるけど。各作品の内容的には「自分マウント」や「『才能をつぶしていく才能』の話」等が、妙にSNS時代にマッチしていて好き。こういう独特な怪談やはり良いなあ。

  • 備忘録

    実話怪談の後に各話著者の解説を加えるというスタイルの作品 本文で伝わりづらい箇所の補足的な要素もあるが、それも含めて実話怪談集に解説は要らないかな という印象 読み手の想像力で楽しむべきものだと感じた

  • 怪談に解説をつけ加えたもの。 それはそれでいいけど私としては怪談は謎のままの方が好き。

  • Jam

    怪奇な出来事をフカヨミ(考察)してみたら…ということで、自分が幼少期楽しみにしていた水曜スペシャルとかの、川口探検隊とかの、これだけの情報があって結局本体は謎という、今となってはまたそれも面白いと思える。正体見たり枯れ尾花、謎は謎のままの方が良かったり毎に怪談モノはその方がロマンがあると思うのですが…人の記憶の曖昧さと実際の出来事を盛る人間の性。2024年怖い系ベスト3ー3位呪物 2位気絶 1位生き霊 ちょっと笑ってしまいました…タハハ

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