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左遷の哲学 嵐の中でも時間はたつ 新装版

伊藤肇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784382056053
ISBN 10 : 4382056055
Format
Books
Release Date
March/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どんな素晴らしい人生にも、多少の障害や挫折はつきもの。それをいかに上手に耐え、乗り越えていくか。現在、華々しい活動を続けている財界著名人の足跡の中に、その答えを見出さんとする書。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    「哲学や想念は逆境の中で鍛えられる」という考察は「苦中の楽こそが真楽」であるという示唆が導かれる。そして、『絶望を通らない希望を私は信ずることはできない』という著者の結論に至るのは、本書で紹介7されている大物達を読むと然もありなんと思いました。

  • コウメ

    名著ということで読んでみたけどやっぱり名著だった。「人間には精神があり、精神を磨いてある心境に達するとその精神の輝きが自ずと顔に現れる。そうする醜男が醜男ではなくなる。つまり精神の鍛錬を怠らない人間は自から違う。500人、1000人の中にまじっていてもわかる」/「死という人生の終点から、逆にわれわれが残された人生を企画し、それによってある程度死の暴力的支配からまぬがら自由を得ることができる。つまり死を忘れた自由ではなく、死を覚悟した自由、そういう自由こそ本当の人間」

  • 33 kouch

    名鉄前会長の土川元夫さんの「日の出の豪傑より落日の英雄」のエピソードが印象的。絶望を通らぬような希望は信じることが出来ない。ギリギリの絶望と諦観を叩き台にした逞しい楽観主義が土川さんの魅力を生んむ。どんな待遇にも屈せず、「気に入らぬ風もあろうに柳かな」と咏んでやり過ごす。他にも様々な人物のエピソードとともに、それに絡んだ著名人の名言が箇条書きで書かれていて読みやすい。修羅場を乗り越え、多くを得た人達の名言や行いが鬼気迫って自分にも入ってくる。明日を変えたい方に勧めたい。電子書籍がないのが残念。

  • カブトムシ

    人物評論では「夷険一節(いけんいっせつ)」という言葉で一級の人物を評価する。「夷」は「たいらか」で「平和、順境」の意味である。「険」は「けわしい、逆境」である。つまり順境だろうと逆境だろうと、少しもかわらぬ人物で、それは真楽を身につけていないとかなわぬわざである。この『左遷の哲学』は、いうなれば、「この真楽をいかにして身につけるか」をさまざまな人間模様を通じて、追求していったものだが、ペンを擱(お)くにあたってわかったことは、「絶望を通らない希望を私は信ずることはできない」<横光利一>という一事であった。

  • もちもちかめ

    図書館にて予約。年季の入った壊れそうな本を受け取り、持ち運んだらバラバラになりそうなのでお家で読む。著者の人脈の広さと知識の深さに驚く。誰々と誰々は仲悪くて、あの会長は徹底的にあそこの社長をいじめたけど、その社長には別の会社の社長の心友がいて、ふたりでよく耐えてた、とかね。3つとも誰もが知る大会社でね。社交界のゴシップか笑。サラリーマン社会を垣間見てその殺伐さに心がくじけておるなか、かなり楽しく読めて心強く思いました。みんな頑張ってるな。

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