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ISBN 10 : 4047036056
Content Description
日本とは何か。日本の独自性とは何なのか―。古代以来、日本人は“日本文化論”を繰り返してきた。神国思想、中国へのアンビバレントな意識、遠きインドへの憧憬。空想と現実、劣等感と優越感、自国肯定と排外意識のあいだで“日本的なるもの”をめぐるイメージは揺れつづける。吉備真備の入唐説話から、天竺を目指しテ死んだ高丘親王、空海いろは歌作者説、やまとだましひと肉食忌避まで。圧巻のスケールで描く「日本の自画像」千年史。
目次 : 第1章 自国意識の変遷(三国世界観と粟散辺土観/ 神国思想/ 「大日本国」と第六天魔王/ 神国思想と神功皇后説話の変容)/ 第2章 中国へのまなざし(「大国」中国と「小国」日本/ 吉備真備入唐説話/ 徐福伝説と楊貴妃渡来譚/ 呉太伯説と対中意識の変貌/ 琉球と日本)/ 第3章 天竺憧憬(渡天竺の夢/ 天竺僧の来日/ 三国伝来/ 渡来する神と土地)/ 第4章 文字なき国のジレンマ(文字の渡来と固有文字の非在/ 平仮名・いろは歌・片仮名/ 神代文字の創造と展開/ 梵字幻想)/ 第5章 武の国「日本」の創造(変容する「やまとだましひ」/ 「武威」の国としての日本/ 肉食と日本人)
【著者紹介】
伊藤聡 : 1961年、岐阜県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学(東洋哲学)。博士(文学)。専門は日本思想史。國學院大學日本文化研究所兼講師、早稲田大学非常勤講師などを経て、茨城大学人文社会科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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bapaksejahtera
読了日:2023/06/15
わたなべよしお
読了日:2022/10/21
R
読了日:2022/02/24
Oltmk
読了日:2022/01/29
ozmaax
読了日:2023/11/28
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