Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• あかふく

  読了日：2013/04/19

  「エンブレム」という見慣れてはいるが中々掴みづらいものの世界への招待。ヒエログリフやインプレーザに起源を持ちながら図像と文章の対応によって真理を提示していた形態が、道徳的、倫理的、錬金術的になっていく過程、また地域が広がっていく過程を解説しながら、多数のエンブレムにより、読み方を教授してもらえる。またエンブレムは多数の絵画、文学部に影響を受けたり与えたりしているために、そういったジャンルを見るために必要な教養でもある。イエズス会が中心となった事情もあり、「新世界」も人ごとではない(本書では司馬江漢が例)。

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