絵本を読みあう活動のための保育者研修プログラムの開発 子どもの成長を促す相互作用の実現に向けて

保育現場での相互の関わり合いを重視した絵本を読みあう活動は、保育者が子どもに行う読み聞かせという一方向的な関わり以上に、人間関係や豊かな感情の形成に資するものである。本書は、この点を踏まえ、一方向の読み聞かせではない双方向な読みあいに必要なスキル・概念や、これらを保育者が自家薬籠中のものにするために求められる研修のあり方について考察したものである。

［ここがポイント］
◎ 著者が今までに行ってきた様々な研修を基に考察。
◎ 「読み聞かせ」ではなく、「読みあい」に着目した類例のない研究をまとめた一冊。

[著者紹介]
仲本美央（なかもと・みお）
1996年　北海道教育大学教育学部幼稚園教員養成課程卒業。
1998年　北海道教育大学大学院教育学研究科学校教育専攻学校教育専修修士課程修了。教育学修士。
2014年　筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻博士３年制課程修了。博士（学術）。
現　在　淑徳大学総合福祉学部准教授。

【著者紹介】
仲本美央 : １９７３年生。１９９６年北海道教育大学教育学部幼稚園教員養成課程卒業。１９９８年北海道教育大学大学院教育学研究科学校教育専攻学校教育専修修士課程修了。教育学修士。２０１４年筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻博士３年制課程修了。博士（学術）。現在、淑徳大学総合福祉学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）