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記者はつらいよ ハルキ文庫

仙川環

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758439671
ISBN 10 : 4758439672
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan

Content Description

真面目だけが取り柄の平均点記者・上原千穂が、一面連載記事の企画班に抜擢された。一面連載といえば、その新聞社の顔ともいえる重要なもので、社内各部から優秀な記者を集めた企画班が、取材執筆を担当する。けれども、千穂は思うような取材ができず、他部署の記者から責められることに。記者として自分の殻を破りたいと、自分が何を強みに、どんな仕事をすべきか、諦めず模索していく。仕事はつらいけれど、踏ん張ればきっと新しい自分に会える―大好評お仕事エンターテインメントシリーズ第三作!

【著者紹介】
仙川環 : 1968年、東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。1993年、大手新聞社に入社し、医療技術、介護、科学技術等の記者を務めながら、小説を書きはじめる。2002年、『感染』で第一回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。現在は執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe

    医療ミステリを書いてきた仙川さんが記者を書く。今回のテーマは絆。個性あふれる面々と時には戦い時には手を組む。絆という切り口から様々に浮かび上がる人間模様。ステップファミリ、LGBT、孤独死。人は過去の絆を断ち切るときもあれば、新たに絆を結び合うこともある。主人公はかなりまともで角が無いが、個性あふれるお仲間が話を盛り上げる。殺人、傷害などの危ない事件はひとつも無いが、とても面白かった。続きは絶対読む。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    中央新聞坂巻班その3。サカマキングの活躍が減った感じ。その分主人公が成長してきたのかな?

  • Yunemo

    思った以上に引き込まれて。まず、連載企画としての「絆」、この解釈が難しい。「絆」から「一億総孤独時代」への発想、誰しもが胸のうちで想い悩んでいるところ。おひとり様への世界観、自身また大半の方々が身につまされる未来。本作品で記されるいくつかのキーワード、まさに今起こっていること、そして継続増加していく事象。それぞれの想いが軽い感じのお仕事小説として描かれてますが、この重さに、はっと気づく自身。仕事、生き方、どちらにしても真面目と真剣の違いを見極めて。組織の中での平均的人材、教育次第、自覚次第で光り輝くもの。

  • ゆずぽん

    お仕事小説。シリーズ2作目でたでた!と思いましたがなんと3作目。なんでも「企画班」は2作目の最後に結成されたらしい。新聞社の人間関係やら人それぞれの目線だったり、ほんとのところはもっと黒いんだろうなぁなんて思いながら読了。坂巻さん実際絡むのは嫌だけれど、読者としてはとても好きです(笑)さて、近々2作目読まなくちゃね。

  • tetsu

    ★3 中央新聞入社5年目の記者 上原千穂のシリーズ第3弾。 取材内容や事件などでいくらでもバリエーションがあるので作家の力で、シリーズを継続できるかも。TVドラマ化などもアリか。

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