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きみの街 歩く、旅する、書く、えがく

今日マチ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910422176
ISBN 10 : 491042217X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

2023年の5月、「GWはどこへ行きましたか?」と聞かれた。挨拶のことばが「コロナ」から「旅」になった。自分の人生に現れた、一瞬の晴れ間のようなこの機会を忘れないようにしようと思う。また困難のなかにあるとき、支えてくれるかもしれないから。(今日マチ子『きみの街』より)


今日マチ子、初めてのエッセイ集。

2024年、社会を見渡すと、コロナ禍で「旅」がタブーのようになっていた時期が遠い昔のように思えます。今日マチ子さんはコロナ禍を描き続け、人気シリーズとなった「#stayhome日記」3部作が2023年に完結。そんな今日マチ子さんが次に描くのは「旅ができる日々」。ようやく自由に旅ができるようになった喜びを噛み締めるように、台北ー台中ー台南ー高雄という台湾旅、伊勢、京都、仙台、つくば、金沢‥‥という街を巡りました。異国の地で感じる想い、普段の生活とは違う高揚感。旅を通して感じた記録を、初めてのエッセイ集として発売します。街や人を描いたイラストも80点以上収録。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    【のんびりすることはなかったけど。気持ちだけ、一瞬だけでも違う世界に行く。回復する。救いの旅だった】漫画家が旅と日常を綴る初エッセイ集。旅のイラスト66点も収録。絵を見るだけで眼福。<絵を描くとき、極限まで言葉による情報を削っていくことが大切なのだけど、今度は絵に並行してたくさんの言葉を紡ぐことにした。言葉を削りすぎた反動なのか、久しぶりに文章を書きたいという気持ちが出てきた。最近は漫画の仕事が増えて、なかなか絵日記どころではなくなってきた。それでも日々の日記はライフワークとして大切にしていきたい>と。⇒

  • さっちん@顔面書評

    とても繊細な作家さん。 人となりが文章にも絵にも出ていて 心地良く読み切ることができました。 偶然、訪れた隠れ家的なカフェで 本書を読書できたのも良い体験となりました。 "この時間のこの日差しの角度が美しい" とか考えているので、親近感が持てました。 金沢の川は浅野川も良いですが、個人的には犀川の方が好きなので、そちらにも訪れてもらいたいと思いました。

  • 参謀

    いつも通りの日常を切り取ったイラスト集かと思ったら、著者初のエッセイ集だった。イラストは1/4ぐらいだったかな?著者の感性が豊かなのは以前から分かっていたが、エッセイによってそれがどういった感じなのかが少しわかった気がした。ネガティブな部分はあるが、自身は「生きづらい」とは思っていないらしい。イラストはデジタル化にして10年近く経ったようで、色使いもより水彩に、そして背景も描き込みが増え、配色も多彩になり、より目を引くようになった感じがした。

  • らて

    作品から受ける今日マチ子さんのイメージは穏やかで着実に物事をこなす印象。なのでこのエッセイを読んで意外なことが多くてビックリ☺︎コロナ禍あけて仕事を兼ねての台湾旅行から始まり国内旅行やお出掛けや日常などなど。なかでも気になったのはJICAの企画展「想像していなかった今日を生きる」での難民体験。 読んでいて、どんどん追い込まれていくようで焦燥感ばかりがつのり参加していないのに苦しくなってしまった。 あとがきの猫との生活は羨ましくもジーンとしました𓃠❥

  • CANVAS

    「いまが未来からみた戦前だとすれば、私たちが当たり前に思っている風景はいずれ失われるだろう。日々はままならないし苦しいこともいろいろあるけど、幸福な瞬間や美しい色合いはたしかに存在したのだ、と未来に送り出したい」。絵はブルーが印象的で素敵。見覚えがある感じ。東京に合う。ラジオ体操、やってみたくなった。

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