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中欧のモダンアート(仮)ポーランド・チェコ・スロヴァキア・ハンガリー

井口壽乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779119163
ISBN 10 : 4779119162
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

社会主義時代に封印されていた作品が発見され、自国の歴史・文化の再検証が進む中欧。19世紀後半の近代美術の芽生えから、第二次世界大戦勃発まで、美術を中心に建築・写真・デザイン等を含む中欧4ヵ国の芸術について、具体的な作家と作品を紹介しつつ解説する。

目次 : 1 ポーランド(「若きポーランド」とその周辺―モダニズム期における民族様式の追求一八九〇‐一九一八/ 「構成主義」―両大戦期、インターナショナルな前衛運動一九二三‐三六/ クラクフを中心とする動き―ヴィトカッツィ、色彩派、グルパ・クラコフスカ、カントルと戦後へ/ ポーランドの写真―黎明期から芸術写真へ。フォトモンタージュ)/ 2 チェコ、スロヴァキア(抽象絵画の誕生―「マーネス造形芸術家連盟」の画家たち一八八七‐一九一〇/ チェコ・キュビスム「スクピナ」―絵画・建築・デザイン一九一一‐一八/ 「デヴィエトスィル」と構成主義―カレル・タイゲ一九二〇‐二七/ シュルレアリスム―シュティルスキー、トワイヤン、シーマ、タイゲ一九二七‐三〇年代/ キネティック・アート―ペシャーネクのライト・キネティック・アート一九二四‐三七/ アーツ・アンド・クラフツ協会と両大戦間期のデザイン―タイゲ、ストナー/ ピクトリアリズムから前衛写真まで―ドルティコル、レスレル、フンケ)/ 3 ハンガリー(「ナジバーニャ派」―トランシルヴァニアにおける近代絵画の胎動一八九六‐一九一〇/ 「八人衆」―ハンガリー印象主義からフォーヴィスムへ一九〇七‐一二/ 「MA」の芸術家たち―行動主義からハンガリー構成主義へ一九一五‐二五/ 越境の芸術家―ティハニ、マティス・テウチ、モホイ=ナジ/ ハンガリーの工芸―「ハンガリー・セセッション」とゲデレー工房一九〇一‐二〇/ グラフィックデザイン―プロパガンダ・ポスターから広告ポスターまで一八八五‐一九三〇)

【著者紹介】
井口壽乃 : 埼玉大学教養学部教授。筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。博士(芸術学)。ハンガリー科学アカデミー美術史研究所留学。専攻は近・現代芸術論、デザイン史

加須屋明子 : 京都市立芸術大学美術学部准教授。京都大学大学院哲学研究科博士後期課程美学美術史学専攻修了。ヤギェウォ大学哲学研究所美学研究室留学(クラクフ、ポーランド)。1991年から2008年まで国立国際美術館学芸課勤務。専攻は近・現代美術、美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • dubstepwasted

    旅行のお供に。

  • yeahne

    類書が少ないので貴重。

  • ekka

    特に、19世紀末シンボリスムあたりが個人的には興味深かったです。 「きっとこの画家はあの画家からの影響を強く受けていたのかもしれないな〜」と思いながら読み進められました。 馴染みの薄かった中欧のモダンアートが身近なものに感じられました。

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