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生き物たちよ、なんでそうなった!? ふしぎな生存戦略の謎を解く

五十嵐杏南

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784305709707
ISBN 10 : 4305709708
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

防御力アップのためじゃないカメの甲羅、動物界の炎上案件カモノハシ、怠け者ではないナマケモノ、恐竜に追いやられて夜型生活の哺乳類。生き物たちの進化の深部を「進化生態学」から解説!!

目次 : 1 不条理な恋愛の世界(ユニコーンの正体は死体クジラ―めちゃくちゃ長いイッカクの角は何のため?/ 父がある日、母になる―性別を変えるクマノミの不思議 ほか)/ 2 いくつ知ってる?分かってるつもりで知らないヘンテコな生きざま(防御力アップのためにあらず!?―カメの甲羅の意外な進化/ 恐竜に追いやられて夜型生活―哺乳類に夜行性と昼行性がいる理由 ほか)/ 3 ちょっとずるい生き延び方(みんなで生まれれば怖くない―13、17年周期で大量発生するセミ/ 食べるな、危険!―毒チョウのふりをするシロオビアゲハ ほか)/ 4 個性を尊重した身体の進化(僕をひとりにしないで!―ぼっち回避したがるオウムやインコ/ はぐれヤドカリが進化の要―ヤドカリのお家探し事情 ほか)

【著者紹介】
五十嵐杏南 : 1991年愛知県生まれ。日英両言語でものを書くサイエンスライター。時々サラリーマン、時々デジタルノマド。カナダのトロント大学で進化生態学・心理学を専攻(学士)。休学中に半年間在籍した沖縄科学技術大学院大学で執筆活動をはじめる。同大学卒業後、イギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドンに進学。科学の専門家と非専門家をつなぐことを目的とした学問「サイエンスコミュニケーション」の修士号を取得。2016年フリーに。2019年一般社団法人知識流動システム研究所フェロー就任。現在は、科学誌やオンラインメディアを中心に記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    人間以外の生きものを見ているとほんとうになんでこんなかたちになったのか考えたり驚くことがある。この本ではイッカククジラの角のことや、チョウチンアンコウのオス、亀の甲羅について、ナマケモノ、ビーバー、パンダの模様他にも動物についての研究が書かれていて楽しめた。彼らにしたら「人間たちよ、なんでそうなった?」と思っている生きものも多いかも^^図書館本

  • kanki

    クマノミ。父→母と性転換。本当のファインディングニモはファミリー向けではない、に衝撃。

  • JADE

    生物の進化ほど不思議なものはない。最初の哺乳類はネズミみたいな小さな動物らしいけど、それがどこでどう間違えばクジラや人間に化けるのか。遺伝子の突然変異と長い時間によるものだと説明されれば、ほぉと思うけれど、どうにも納得はできない。本書は進化の最新研究を網羅し、わかりやすく噛み砕いて説明してくれてる。植物も動物も、長い進化の末に今がある。ヘンテコに思える姿も生き方も、ちゃんと意味があり懸命に命を繋いでる。やっぱりほぉとは思うけれど、俺の頭では納得は難しい。膨大な参考文献に裏打ちされた労作であり良書。 ☆4

  • ぬらりひょん

    イラストもかわいいし、文章もわかりやすくておもしろい。軽い読み物として書かれているけれど、参考文献リスト(ほとんど論文、たぶん)を見るとちゃんと裏付けのある本だとわかります。一番の不思議ちゃんは、クマノミ。状況に応じて性転換し、初めは皆オスとして生まれてくるが群れで一番大きいオスがメスになり、残りのオスの中で一番大きいのが夫になる。No.3のオスは自分はいったいなんのために?とか悩まないんだろうか。そしてほぼ一生同じイソギンチャクの中で暮らし、滅多に家から出ない。というのも泳ぎが下手だから。え〜!?

  • 生き物の不思議を感じる1冊。カマキリの種類もさることながら、繁殖時もホントは見つかりたく無いだろうな…。って改めて思うし(見つかったらオスの頭を狩られる💧)頭がなくても交尾できるのも進化の1つなのか?それ以上に皆んなの天敵?黒光りしてる“G”と近い種族と思うと…。鳥類ではインコやオウムなど気管と肺の間にある鳴管が発達し舌とくちばしで言葉を発するなんて…驚き。夏休み期間に自由研究を読んだ気になり楽しめる1冊でした。

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