Product Details
ISBN 10 : 4758911223
Content Description
本書の第1部は「語彙・構文研究を現場に活かす」と題して、句や文の中での語の働きを、豊富な事例をもとにその多様性を論じる。語が句や文の中で持っている多層的で有機的な機能が解説される。第2部は「名詞をめぐる形と意味」と題して、名詞句の実にさまざまな形式、さまざまな意味機能を、豊富な具体例に基づいて論じる。第3部は「教員が知っておくべき英文法」と題して、教師の側では押さえておきたい、一歩進んだ知識を解説する。
目次 : 第1部 語彙・構文研究を現場に活かす(英語の名詞句に見られる修飾関係とその規則性について/ 文法と表現の接点―中学必須単語を有効に使う/ 語彙化のパターンにおける英語と日本語のずれ―英語の移動構文と結果構文/ 使役を表す動詞の意味の中身を探る)/ 第2部 名詞をめぐる形と意味(ものの見方・文脈に応じた名詞と名詞句の語法/ 名詞の意味の中身を探る/ 名詞句の内と外/ 分的名詞句の正確な解釈から効率的な表現へ)/ 第3部 教員が知っておくべき英文法(過去分詞による名詞前位修飾の構造とその解釈/ 英語の所有格について/ 動詞の意味分類―形の裏側には何がある?/ 正用と誤用の境界―正誤の要因をめぐって)
【著者紹介】
中澤和夫 : 青山学院大学名誉教授。専門は、統語論、語法文法研究、動的文法理論
大室剛志 : 関西外国語大学教授・名古屋大学名誉教授。専門は、生成文法、動的文法理論、概念意味論、統語論・意味論インターフェイス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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