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サムライたちの北方防衛 いかにして武士は「日本」を守ってきたのか

中村恵子 (Book)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784802401326
ISBN 10 : 4802401329
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

明治維新史観、薩長史観では決して判らない侍の誇りある歴史がここにある!極寒の北海道。前人未踏の蝦夷地を舞台に、松前藩と東北諸藩の武士たちが命がけで挑んだ「国を守る戦い」。我が国の歴史を書き換えようとする動きが強まる中、江戸幕府による「祖国防衛」を、史実を基に徹底検証!

目次 : 第1章 江戸幕府の対外政策(「キリスト教禁教」の背景/ 国益を損なう国とは関係をもたない―いわゆる「鎖国」 ほか)/ 第2章 日本の領土確保と近代経済発展に寄与した松前藩(古代〜平安時代の資料にみる蝦夷地/ 鎌倉幕府が明確に打ち出した蝦夷地支配 ほか)/ 第3章 江戸幕府の北方防衛(ロシアの動き/ 江戸幕府の新たな対外政策―北方防衛 ほか)/ 第4章 松前藩・東北6藩の蝦夷地警備地をたどる旅(1821年松前藩の復領と警備、そして終焉へ/ 津軽藩 ほか)/ 第5章 蝦夷地(北海道)を奪おうとする動き(江戸時代の蝦夷地を「アイヌ文化時代」とするのはおかしい/ 「江戸時代の蝦夷地は日本かどうか判らない」とした文部省の教科書検定 ほか)

【著者紹介】
中村惠子 : 札幌市出身、北海道大学大学院法学研究科修了。「健康・環境デザイン研究所」所長。「チャンネル桜 北海道」キャスター。医療法人を経営する傍ら、長年にわたり、一般社団法人廃棄物資源循環学会に所属。ライフワークである循環型社会構築のための執筆や講演活動を行ってきた。同学会にて、理事や廃棄物計画研究部会長などを務め、現在はフェロー。平成7年度リサイクル推進功労者等表彰で通産大臣賞を受賞。そのほか、私立大学の非常勤講師として環境法を教えたり、北海道総合開発委員会、計画部会委員などを務めた。このような活動の中で、北海道の開拓史を封印し、ことさらアイヌ文化のみを発信しようとする公的機関の姿勢に疑問を感じ、独自に北海道の開拓、歴史、文化を調査。その結果、日本を貶めようとする一部の勢力やマスメディアが広める「歪曲された歴史」に危機感を持ち、現在はインターネットテレビ「チャンネル桜 北海道」のキャスターとして、先人たちの名誉を守り、自虐史観から脱却した「北海道の開拓、歴史の事実」を国民に伝えるための活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 乱読家 護る会支持!

    本書は北海道を護るために「江戸時代の蝦夷地は日本である」ことの調査結果を出版されたもの。 室町幕府に松前藩は蝦夷地の実権を握りました。江戸時代でも徳川家康から蝦夷地支配が公認されています。 江戸幕府は、南下を目指すロシアから蝦夷地を守るため、地図を作成し、松前藩と東北6藩に分治警備命令を出しています。 しかし、現在、北海道の博物館や郷土資料館の歴史年表では、江戸時代には松前藩がなかったことのようになっているようです。 また、北海道の開拓のシンボルの「北海道百年記念塔」は北海道知事により解体が進んでいます。

  • Hiroki Nishizumi

    日本領としての蝦夷地へ認識を新たにした。しかし一部の有識者が頑張っても与論全体に広まらないために多くの機会を逸してきたとも感じた。

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