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幕末入門

中村彰彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122048881
ISBN 10 : 4122048885
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2007
Japan

Content Description

尊王・佐幕、攘夷・開国、攻守所を変え、二転三転する複雑怪奇な動乱の時代。混迷をきわめた幕末の政情をわかりやくす読み解いた格好の入門書。間口は広く敷居は低く、しかし、幕末諸藩、新選組さらに孝明天皇毒殺説まで、奥深い歴史の醍醐味が堪能できる一冊。

目次 : 第1章 会津藩―「尊王佐幕」に殉じた悲劇の藩/ 第2章 新選組―テロと粛清の果てに/ 第3章 長州藩―歴史を動かした三人の男たち/ 第4章 薩摩藩―薩摩隼人のリアリズム/ 第5章 土佐藩―不機嫌な「勝者」/ 第6章 幕末史四つの謎に迫る

【著者紹介】
中村彰彦 : 1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部在学中に、「風船ガムの海」で第三十四回文學界新人賞に佳作入選。同大学卒業後、文藝春秋に勤務する。『週刊文春』『諸君!』『オール讀物』『別冊文藝春秋』の各編集部および文藝出版部次長を歴任。その間の87年、『明治新選組』で第十回エンタテインメント小説大賞受賞。91年より執筆活動に専念する。93年、『五左衛門坂の敵討』で第一回中山義秀文学賞を、94年には『二つの山河』で第一一一回直木賞を、2005年には『落花は枝に還らずとも』で第二四回新田次郎文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えんちゃん

    先日読んだ『決戦!新選組』から。記憶があやふやな幕末をもう一度おさらい。複雑な幕末の流れを会津藩、長州藩、薩摩藩、土佐藩そして新選組、各々の視点で解説。敵味方がわかりやすい戦国時代と違い、政治的思想や諸外国への対応、諸藩の思惑が複雑に絡む幕末。難しいですが知れば知るほど面白くなります。佐幕の精神を貫いた会津藩松平容保が魅力的でした。

  • shimaosa

    会津、長州、薩摩の三つの国を中心に語られる幕末。よくある人物伝に終始するのではなく、歴史をリベラルな視点から語っていてストーリーだけで魅せている。満足

  • 洋子

    会津藩、新撰組、長州藩、薩摩藩、土佐藩から見た幕末、

  • 人間

    あれ?江戸城は無血開城されたのに何で戦争が起きたんだっけ?坂本竜馬とか西郷隆盛は有名だけど具体的に何をしたんだっけ?………という感じの幕末知らずだったので、わかりやすい本を探していた。読んだ結果とてもわかりやすかった。会津藩の佐幕思想の成り立ち、長州藩の徳川嫌いは関ヶ原から、薩摩藩が攘夷から開国へ変遷した経緯、土佐藩の山内派と長曾我部遺臣派。で、その後は?と知りたくなる頃に終わるのでこの後は半藤さんの本を読もう。近代史を理解するには幕末から、と思っている。

  • ネコ虎

    まさに幕末入門書としてはとてもいい本。通史ではないが、これを読んで興味が湧けば更に色々な幕末本に手が出したくなる。

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