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中原中也全詩歌集 下

中原中也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061961296
ISBN 10 : 4061961292
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1991
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 燃えつきた棒

    感想を書く際には、既に人口に膾炙している詩を引くのはよそうと思っていたのだが、上下2巻を読み終えた今、心から引用したいと思うのは「朝の歌」をおいて他にない。 中也が、詩人として立つこととなった詩であり、病床にあった彼の父が読んで涙したものでもあり、僕にとっても、うつ病からの回復期に真っ先に心に浮かんできた詩でもあるので、いまさらという感もあるが、やはりこの詩を引いておきたいと思う。

  • かふ

    下巻は『在りし日の歌』と未刊詩篇。小林秀雄に『山羊の歌』『在りし日の歌』を託して故郷に帰るのだが、『在りし日の歌』は息子文哉に捧げられている。その中で「永訣の秋」は「ゆきてかへらぬ」の京都時代の青春を振りかえる(映画『ゆきてかへらぬ』だった)。中也の詩は中也の自伝的な詩が文語で短歌的な叙情で書かれているわけだが、未刊詩の方に試行錯誤している口語詩が多く掲載されていて面白い。中也の生の声が書かれているようで完成された文語詩よりもそっちのほうが実験的だった。

  • 双海(ふたみ)

    未刊詩篇の全てを収録しています。手元に置いておきたい一冊。

  • 瀬々

    出てくる言葉の一つ一つがなんだか切ない。花も儚くて、もし触れることができたら散ってしまいそうだ。未刊詩集もたっぷりと堪能できて満足です。この上下巻は本当に大切な本です。

  • 肉欲棒太郎

    「嬉しいことも、あつたのですが、/ 回想されては、すべてがかなしい」 「愛するものが死んだ時には、/ 自殺しなければなりません。/ 愛するものが死んだ時には、/ それより他に方法がない。」 「彼女等は、悲しんでゐるけれどその悲しみを/ ごまかして、幸福さうに見せかけてゐる。」 「僕は人間が笑ふといふことは、/ 人間が憎悪を貯めてゐるからだと知つた。」 「心とは貧困な、物質である。」

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