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公教育の無償性を実現する 教育財政法の再構築 新福祉国家構想

世取山洋介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272360727
ISBN 10 : 4272360728
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

親が教育費を払うのは当然?その常識を覆す。日本では、なぜ公教育の無償性が実現されないままなのか?その歪んだ構造を初めて歴史的に解き明かし、子どもの教育人権を保障する制度の骨格と財政量を提示。教育財政法の新たな地平を拓く。

目次 : 教育という現場給付/ 第1部 教育条件整備基準の確立(教育条件整備基準立法なき教育財政移転法判―成立、展開、そして、縮小と再編/ 現代における教育条件整備基準解体の枠組みと手法―一九八〇年代半ばから現在)/ 第2部 教育条件整備基準の内容と問題(学校設置基準と学校統廃合の教育財政学的検討/ 学級定員基準とその仕組み/ 教員給与の法的仕組みと問題/ 教材整備に関する基準の展開と問題点)/ 第3部 公教育の無償性(子どもの貧困と学校浦育/ 教育における公費・私費概念―その日本的特質/ 学修費における私費負担の現状/ 私費負担軽減運動の歴史と到達点―教育財政の民主主義的・教育専門的統制/ 公教育の無償性と憲法)/ 公教育の無償性を実現する新しい法制の骨格

【著者紹介】
世取山洋介 : 1962年生まれ。新潟大学DCI日本支部事務局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆう。

    憲法の原則に立ち、教育の無償化は子どもたちをはじめとした国民の権利です。そのことがよくわかりました。そして、歴代政府が教育無償化に後ろ向きの歴史的背景も学ぶことができました。子どもの貧困が深刻化しているなかで、子どもたちの全面的発達を保障するための現物給付はかかせません。しかし、現状は義務教育と言えども教材費その他お金がかかり、苦しんでいる人たちがいます。安倍政権は教育の無償化をいうのであれば、無条件で誰もが学べる環境を作り出していく必要性があるでしょう。政治的道具としないことが求められると思いました。

  • かじやん0514

    実は今頃になってようやく積ん読状態を解消できた。無償化の対象になっているのは小中高だが、その基本的な思想、財政原則などはほぼ完成されている。学生時代、学費負担軽減とか高等教育無償化運動やっていたころに出ていれば・・・。

  • みのさん

    よし

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