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帰る家もなく

与那原恵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784899823407
ISBN 10 : 4899823401
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たま

    ノンフィクション作家与那原恵さんの本。物悲しい題名はまだ10代で相次いで両親を亡くされた経験に由来するようだが、そのご両親と語り合うかのように父祖の地沖縄や台湾を訪ね歴史を遡る。東京生まれの与那原さんにとって珍しくしかも懐かしい文物。私的な回想を交えた記述が読み手の心にも触れてくる。雑文集なので主題は様々だが、画家の大叔父南風原朝光の暮らした池袋の芸術家村、民藝運動と沖縄、台北帝大医学部の森於兎や金関丈夫、日本育ちの韓国の画家ペク・ヨンス等、激動の時代に異郷で芸術と学問に生きた人々の記録が心に残った。

  • チェアー

    自分のルーツをたどり、沖縄、台湾を歩く。人に出会い、話を聞き、新たなつながりができる。「帰る家もなく」はネガティブなことではなく、帰る家がなくとも旅先が自分の居場所になるということだった。事実の詰め方、自分とのかかわりの書き方などを見ていると、井田真木子さんを思い出す。他の著作も読んでみたい。

  • つけ麺部長

    エッセイ集。他の本とも重複するところが多々あり、流し読みで読了。

  • きょん

    著者の家族や出会った人々の歴史、交流、文化、旅、本の話…。それぞれの物語に痛みや悲しみもあるけれど、やさしさや温かさもある。人が生きるというのは、そういうことなのだと感じさせられる。

  • ぶっちゃん

    与那原さんの本はなぜだろう? いつもキュンとさせられて、 キュッと胸が締め付けられる。 それでいて、時代や場所を飛び越えた所に連れて行ってくれるワクワクもある。 今回は今まで読んできた著者の本の背景が透けて見えたり、ノンフィクション作家の生活も垣間見る事が出来。、又次の作品が楽しみになった。

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