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万葉びとの奈良

上野誠(文学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106036552
ISBN 10 : 410603655X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

やまと初の「みやび」をはぐくんだ平城京が、奈良の基層に今も生きている。道、庭、万葉集や正倉院御物を手がかりに、ミカドから庶民までの心と暮らしを甦らせる。気鋭の万葉学者による日本人の源流の読み解き。

【著者紹介】
上野誠著 : 1960年福岡県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。文学博士。奈良大学文学部教授。奈良県立万葉文化館万葉古代学研究所副所長。第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川財団学芸賞受賞。万葉文化論を標榜し、歴史学・民俗学・考古学など周辺領域の研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shoji

    著者の上野先生は国文学の先生なのですが、歴史の先生のようでもあり、民俗学の先生のようでもあり、奈良の観光大使のようでもあります。楽しく読ませて頂きました。万葉集に詠まれた言葉を掘り下げることで、万葉の時代の人々の生活を復元し考証なさっています。例えば、万葉集から考察される万葉人の洗濯の様子などが書かれています。興味深く読むことができました。

  • kenitirokikuti

    図書館にて。万葉学・民俗学(折口信夫)の上野誠せんせ。福岡市生まれ、渋谷の國學院を出て、奈良県立大などに勤務という経歴である▲〈最後に、私は奈良でこんなところを見てほしい、と思う。奈良の寺院参拝では、京都と違いほとんど靴を脱ぐことがない。[…]奈良の寺院の様式は畳が普及する以前の建築様式が基本になっているからである。〉

  • moonanddai

    万葉集から見る奈良時代の人々。何かすごく親近感を感じます。地方勤務の山上憶良が、「5年もたつともう都人じゃなくなったよ」とか「今度都に戻してくださいねお願いします」とか言った歌も(宴会用に)作ってたとか、「街で見かけた美人に恋した」とか「仕事なんかもうやめて、早く寝ようよ」とか、そんな歌が万葉集にあるんですね。/「遷都」というか天皇の「引越し」は当たり前、それが「仕事」というのも面白い。ちょうどこの間の「ブラタモリ」で、天皇が京都の中でも転々としていたというのを聞いて、納得しました。

  • harak

    著者あとがきによれば「万葉歌を通じた平城京論、平城京文化論」。万葉の歌にこなれた訳がついていて(^^親しみやすく、見た目より案外読みやすい本でした。宮と都の語源が御(ミ)屋あるいは家(ヤ)、すなわち天皇の住居であるなど、ナルホドと思いました。(ミヤコは場所を表す接尾語コがついたもの。)

  • takao

    ふむ

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