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検証 政治とカネ 岩波新書

上脇博之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004320210
ISBN 10 : 4004320216
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自民党議員による政治資金パーティー裏金問題は、安倍派をはじめとした派閥が解体された今も、決着を迎えてはいない。政治責任が問われることのないまま、うやむやになってしまうのか。――告発の火付け役である著者が、裏金問題の本質を抉り出し、ウソを見抜く技を提供する。真の政治改革に向けた問題提起の書!

【著者紹介】
上脇博之 : 1958年、鹿児島県生まれ。関西大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得。専攻、憲法学。現在、神戸学院大学法学部教授。市民団体「政治資金オンブズマン」代表、公益財団法人「政治資金センター」理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    選挙が終わったが、政治資金規正法はまた改正するという報道もあった。政党から政治家個人への「寄付」は裏金の合法化。個人では政治活動のための財布を持たない、という前提がある(52頁〜)。当法律が収支について収支報告書への記載を求める対象は、あくまで政治団体。個人の収支は、収支報告が制度化されていないので、収支報告書そのものがないという(54頁)。今度の改正では、ブラックボックスをやめ、市民がチェックできるしくみを条文化してほしいものである。

  • skunk_c

    告発を実践している同世代の憲法学者による、裏金問題の概説書。特に政治献金などの資金のしくみについて分かりやすく、参考になった。また、著者の熱量が高く、ちょっと読み疲れる部分も。「知る権利」を憲法が保障すると書くが、21条「表現の自由」から導かれた権利であり、憲法条文自体にはないことは、ご自身が憲法学者なのだから解説されても良かったのではないか。ちょっと誤解を招きそう。それにしても立法府たる国会の議員が高潔でない社会は、こうした問題を解決することは困難なのかと思う。そういう意味で著者の告発は重要と思った。

  • けんとまん1007

    政治とカネとなると、利権の2文字が浮かぶ。利権・・誰にとっての利益・権力なのかということ。この国の現状は、どうなのだろう。国・県・市町村レベルで、違いもあるように思う。ただ、曖昧な部分・隠された部分が多いこと、抜け道だらけであることは、それ自体が物語っていることがある。

  • おおにし

    (読書会課題本)1994年に制定された政党助成法で導入された政党助成金は「国民一人当たりコーヒー一杯で、きれいな政治が実現する」というキャッチフレーズであったとは驚く。あの金丸信でさえ「泥棒に追い銭」と反対していたそうだが、政党助成金が今も続く「政治とカネ」問題の元凶ではないか。著者が主張するように「政治とカネ」問題には選挙制度から見直す政治改革が必要だと思うが、実現はほど遠い…

  • どら猫さとっち

    昨年末頃から、主に自民党議員の裏金問題が発覚。それを告発したのは、神戸学院大教授の法学者だった。あれから、今最も注目され多忙となった著者が、裏金についての問題点と改善点をわかりやすく解説した入門書。裏金問題を摘発されたにもかかわらず、未だにのうのうと勤める自民党議員たち。怒りを抱えながら、本書を読めば、まだ諦めるわけにはいかないという希望が湧き上がる。全国民必読書が、ここに登場した。

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