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中野「薬師湯」雑記帳 2 朝日文庫

上田健次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022651969
ISBN 10 : 4022651962
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

薬師湯の新たな入居者は、プロへの夢を断念した元甲子園のエース・文矢と、身重な体で複雑な事情を持つチカちゃん。そんな二人が抱く悩みや悲しみは、薬師湯に集う人たちとの触れ合いの中で、新たな一歩を踏み出す勇気に変わっていく。〈小さな幸せ〉に包まれる連作短編集。

【著者紹介】
上田健次 : 1969年東京都生まれ。2019年、第1回日本おいしい小説大賞に「テッパン」を投稿し、21年、同作を加筆修正しデビュー。23年『銀座「四宝堂」文房具店』で第18回うさぎや大賞第1位、三洋堂書店文庫アワード第2回「でら文芸」で第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    シリーズ2作目で、前回で若い男性がアメリカへ、声優を目指していたマレーシアの女性が国へ戻り2部屋が空いている状態になっています。そこへ、野球青年が入り込みます。また訳あり女性を住まわせることになります。春夏秋冬の季節ごとの話があり食べ物などおいしそうな感じがします。新入りで入った青年はアメリカへ行くことになり訳あり女性も子供を産んだのちに両親のもとへ行くことになり2部屋が空いてしまいます。さらに続いていくのでしょう。

  • おしゃべりメガネ

    中野にある銭湯『薬師湯』を舞台にした人情物語のシリーズ第2弾です。前作から住み込みのレギュラーのメンバーが代わり、元甲子園球児だった「文矢」と身重のワケありな女性「チカ」が加わります。基本的には新メンバー二人の話を中心に進んでいきますが、「オカミ」さんはじめ、前作からのレギュラーメンバーもしっかりと登場し、サポートしてくれます。なんてことない話の流れではありながら、改めてやっぱり人と人との出会いは嬉しく、別れは寂しいモノだなと感じます。しかし、別れが新たな出発、旅立ちを意味するものであるコトを願います。

  • カブ

    シリーズ第2弾。安定の上田健次作品。期待通り、銭湯「薬師湯」にほっこりしました。大学生蓮くんの成長も楽しみです。今から続きが楽しみです。

  • まり

    図書館本。すっかりと前作を忘れていたけど思い出しながら読了。今回から新しい人が入ってきたけど最後には卒業…一冊ずつこういう展開で進むみたい。慣れた頃に卒業で寂しくなる。葵ちゃんのように駄々をこねたり拗ねたりしたくなる気持ちもわかる。蓮の何とも言えない素直さやのんびりなところに癒された。オカミさんのお料理すごく美味しそう…蓮も文矢も食べ過ぎだって…。

  • Mayrin

    今回は文矢の存在が良かった。葵が苦手、一緒には暮らせないなと思う。

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