Product Details
ISBN 10 : 434469404X
Content Description
地域医療の面白さ、魅力とは――。
魚沼で125年の歴史を持つ診療所。
その4代目の町医者が歩んできた道のりの中に
地域医療の未来を切り拓くヒントがある。
新潟県魚沼市。人口10万人あたりの医師数は全国平均の半分以下で、まさに“地方の医療課題を色濃く抱える地域”です。その魚沼の地域のかかりつけ医=町医者として、30年以上にわたって住民の健康をみまもってきたのが、この地で125年の歴史を持つ医院の院長です。彼は、この「みまもり」のために、さまざまな活動を行ってきました。
例えば、糖尿病を予防するためのプロジェクト、県内初の肥満外来の立ち上げ、地域住民を対象にした健康講座の開催。さらには、スキー場やスポーツクラブの運営‥‥。その幅広さは、もはや「町医者」どころか、「医師」の仕事の範疇をも超えています。彼の活動は、必然的に魚沼の「地域医療の発展」につながっていきました。
本書ではこの町医者の息子の視点から、魚沼における地域医療の30年の歴史がつづられています。著者は医療の道には進みませんでしたが、幼い頃から地域住民のために働く父=町医者の活動をずっと見つめてきました。そんな彼が父の取り組みをまとめた本書は、魚沼以外の地域においても、地域医療の改善や未来を切り拓くヒントがつまった一冊です。
【著者紹介】
上村真之介 : 1993年、新潟県魚沼市(旧・小出町)生まれ。英国バーミンガム大学経済学部修士課程修了。医師の家系に生まれ、高祖父・曾祖父・祖父・父と四代にわたって地域医療を支えてきた「上村医院」の家庭で育つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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