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ISBN 10 : 4642046836
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和食に欠かせないカツオ。古代には税として駿河・伊豆から都に運ばれたが、保存加工法は謎が多い。土器や木簡などを再検証し、最新の科学技術による分析で古代の調理法を再現。今なお続くカツオ文化の基層に迫る。
目次 : 1 文献史料からみた古代のカツオ(日本列島とカツオ/ 『延喜式』からみた堅魚製品)/ 2 考古資料からみたカツオ(堝形土器とカツオ加工―沼津市域での出土事例から/ 古代駿河・伊豆地方における土師器堝の展開とその特質/ 古代におけるカツオ漁の再検討―駿河湾沿岸からの視点/ 堝形土器の考古生化学的分析からわかること/ 駿豆産の須恵器長頸瓶と「堅魚煎汁の容器」節/ 須恵器壺Gとはどのような容器か?)/ 3 古代の堅魚製品再現への挑戦(古代堅魚製品の再現実験―「荒堅魚」と「煮堅魚」/ 塩カツオ漬け汁の微生物学的検査からみた塩カツオの保存性/ カツオ煮汁のコゲ分析からの起源類推アプローチ/ 鰹色利の保存性と壺G/ 鰹色利の粘性)/ 4 特別寄稿(田子地区に伝わる潮鰹づくり)/ 5 カツオの古代学―シンポジウム総合討論(古代の保存・加工法と食し方/ 加工法とさまざまな矛盾点/ 堝形土器でカツオを煮たのか/ 壺Gは鰹魚煎汁を運ぶ容器だったのか/ 二つの土器と今後の課題)
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もるーのれ
読了日:2025/08/08
takao
読了日:2024/06/23
sa10b52
読了日:2025/04/14
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