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ISBN 10 : 4874246567
Content Description
本書の基本的な考え方は,語形を出発点にして言葉の意味,機能を考えようとするところにある。言葉について考える時,語形をよりどころに考えを進めていくことは自然で無理がない。言語形式からすべてが説明できるものではないが,できるだけ語形に即してその意味を考えようとすれば,語の成りたちにも必然的に目を向けざるをえなくなる。また,同じ語形であっても異なる機能を持つために別の語として扱われているものについて,本当にそうなのか一度は疑ってかかることになる。こうしたプロセスの中で,語形の共通性から意味の連続性,時には体系性が見えてくると考える。(まえがきより)
一橋大学大学院法学研究科・教授.東京外国語大学大学院修士課程修了.一橋大学大学院言語社会研究科から博士(学術)の学位を取得.論著に「常用漢字表の改定が持つ意味」『言語文化』一橋大学語学研究室 2012,「介護福祉士国家試験の日本語―外国人介護従事者にとってのことばの問題―」『介護福祉学』Vol. 19-1.日本介護福祉学会 2012等.
【著者紹介】
三枝令子 : 一橋大学大学院法学研究科・教授。東京外国語大学大学院修士課程修了。一橋大学大学院言語社会研究科から博士(学術)の学位を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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