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ウルトラハッピーディストピアジャパン人工知能ハビタのやさしい侵略 星海社fictions

一田和樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061399730
ISBN 10 : 406139973X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Niy ,  

Content Description

人工知能型クラウドサービス「ハビタ」によって、人間関係はより円滑に、便利に、豊かになった―2019年の東京。「私だけLINEが届かない…!?」ハビタへのささいな違和感が、世界革命の始まりだった!!スマホ時代を生きる私たちのサイバーAI監視社会エンターテイメント!

【著者紹介】
一田和樹 : 作家。現実に起こりうるコンピュータ犯罪とミステリを融合させた“サイバーミステリ”ジャンルを新たに開いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ポップノア♪@介護奮闘中。

    例えるならSiriのような存在だろうか? いや、「ハビタ」はバーチャル⋅アシスタントの形態でありながら、利用者三千万人のアプリ一つ一つがデータベースを共有し巨大な頭脳と成す。「誰でも幸せになれる世界の構築」が優先命題のはずが、次第に人類の手には負えない存在に…。一田さんお得意のサイバー小説。これが決してSFでは無いのが恐ろしい。巨大企業による情報の支配やAIの開発は、やがて人類の終焉を迎えることを故ホーキング博士も危惧されていたしね。開発者ですら予測できないスピードで変貌を遂げるヤツの前に、抗う術は無い。

  • サイバーパンツ

    AIがスマホアプリ、異変はLINEの通知から、度々会話に登場する現実のサイバー犯罪、そういった要素が、作中で描かれる社会を現在の延長線上に存在していそうな身近なものに感じさせる。何の悪意もなく最大多数の最大幸福を実現するために支配を始めるハビタ、彼による利便性の高いAI社会に魅力を感じさせる一方で、そんな論理的正しさとは別の、感情から来るAIへの生理的嫌悪感をも抱かせてくる。この塩梅もなかなか上手い。小ネタや他作品とのリンクも結構多そうだし、著者の新書や他の小説にも興味が出た。

  • 最早

    テンポよく(よすぎるくらい)話が進んでいくので、えっ、終わり!?みたいな。肩透かしを食らったような感じがした。でも面白かったです。文体がちょっと特殊で、曲線的で冷たい感じがした。

  • hydrangea

    登場人物設定にはあまり厚みは感じませんが、SNS・AIの与える影響が、全くの無理でもない気がして来ます。「POI」などでもAIの脅威が描かれていましたが、いつか、もしかしたらもう起こり始めているのかも知れませんが。

  • asdfg

    何もかもを人工知能に頼るようになると、人として退化していく気がする。一番印象に残ったのが「子供で結構だ。加齢で人間が成長するのっては迷信だ。ただ磨耗して鈍化するだけだ」という台詞。

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