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漢詩一日一首 夏

一海知義

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582766257
ISBN 10 : 4582766250
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2007
Japan

Content Description

陶淵明、毛沢東、頼山陽らの、夏の風物をうたった名詩、また友情や戦乱、山や海、夕立や七夕、子どもや女性などを詠みこんだ約80首。心が深まる詞華集、シリーズ第2巻。

【著者紹介】
一海知義 : 1929年、奈良市生まれ。中国文学者。旧制高校理科から京都大学文学部中国文学科に進学、高橋和巳らとともに吉川幸次郎に師事した。神戸大学教授、神戸学院大学教授を歴任し、現在、神戸大学名誉教授。著書に、河上肇の漢詩に初めて光を当てた『河上肇詩注』(岩波新書)など一連の河上肇論、また随筆などもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bittersweet symphony

    一海知義(1929−)さんが季節をテーマに漢詩を紹介していく1978年に発売された2巻本がオリジナル、2007年に平凡社ライブラリーから4巻本として出たものの2巻目になります。春秋に比して夏冬はテーマとして取上げられる頻度が少ないとのことで(和歌にも共通した特徴だそう)、夏の巻では、日本ならではですが戦争をテーマとした作品でボリュームを補填している形になっています。名詩選的な本ではあまり取上げられることの少ないもの(日本人の作品も含め)が比較的たくさんピックアップされているのが特徴と言えば特徴。

  • ダージリン

    本の中でも述べられているが、直接的に夏をテーマにした詩は少ない。その分季節に限定されず広範なテーマの詩が取り上げられているとも言える。春・秋・夏と読んできて、少し漢詩の雰囲気にも慣れてきたような気がする。毛沢東の作品とか変わったものもあって面白い。

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