ヴィーチェスラフ・ネズヴァル

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性の夜想曲

ヴィーチェスラフ・ネズヴァル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784892193965
ISBN 10 : 4892193968
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

チェコ・シュルレアリスムの巨匠ネズヴァルとシュティルスキー。好事家向けに頒布された“エロティック短篇”と創作の原動力になった“夢日記”。テクストと図版が織りなす、チェコにおけるシュルレアリスムの実践!

目次 : 第1部 エロス(『性の夜想曲』(一九三一年)(ヴィーチェスラフ・ネズヴァル)/ 『エミリエが夢のなかで私の許にやってくる』(一九三三年)(インジフ・シュティルスキー))/ 第2部 夢(『夢(一九二五‐一九四〇年)』(抄)(インジフ・シュティルスキー)/ 『私の人生より』(一九五九年)(抄)(ヴィーチェスラフ・ネズヴァル))

【著者紹介】
ヴィーチェスラフ・ネズヴァル : 1900‐1958。20世紀前半のチェコ文学を代表する詩人。1900年、南モラヴィアのブルノ近郊の町ビスコウプキに生まれる。1920年代にアヴァンギャルド芸術家のグループ、デヴィエトシルに参加し、ポエティズムと呼ばれるチェコ独自の芸術運動を推し進める。その後フランスのシュルレアリストたちとの親交を深め、1934年にシュティルスキー、トワイヤンらとともにチェコスロヴァキアのシュルレアリスム・グループを結成。晩年は社会主義リアリズムに傾倒することもあったが、とりわけアヴァンギャルドの領域において成し遂げた文学的・芸術的偉業には比類のないものがある。1958年、プラハにて逝去

インジフ・シュティルスキー : 1899‐1942。20世紀前半のチェコ・アヴァンギャルドを代表する画家。1899年、ボヘミア北部のチェルムナー・ウ・キシュペルカに生まれる。プラハの芸術アカデミーで絵画を学んだ後、ネズヴァルと知り合い、1923年にデヴィエトシルに参加、頭角をあらわしていく。1925‐28年、トワイヤンとともにパリで暮らし、「現実の抽象的認識」を試みる絵画のスタイル、人工主義(アルティフィツィアリズムス)を追求。その後シュルレアリスムに傾倒し、1934年にネズヴァル、トワイヤンらとともにチェコスロヴァキアのシュルレアリスム・グループを結成する。ふたたびパリに赴くが、心臓病を患い、1942年にプラハにて逝去

赤塚若樹 : 東京都生まれ。現代アート、とりわけ文学、映画・映像、音楽に関心がある。首都大学東京大学院人文科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ten_kawa

    ★★☆☆☆☆ いかがわしさと灰色のイメージがつきまとう小説や詩や絵。チェコは行ったこと無いけどすごく行ってみたい。僕の中のチェコはミロスラフ・ティッシーなのだ。シュバンクマイエルなのだ。この本は、凝った装丁でそれに惹かれて買ったのだけど、いまいち合わなかったな。夢の中走ろうとして足が空回るような読み味。

  • 刳森伸一

    思春期における性に対する憧れや不安をシュルレアリスム的な手法により呼び起こそうとする散文詩や小説、絵画、写真などを所収。まとまりに欠けていてるとは思うけど、チェコの前衛芸術を楽しめるという点では満足。

  • まんだむ

    裏表紙にもある「自由の女神」のコラージュが素敵

  • みわ

    チェコシュルレアリスム発展期に読むことができたらどんなに感動的だったことだろうと思った。夢の章が素敵でした。詩と挿し絵のコラボレーションによって作り出される世界観がステキな一冊だと思います。

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